インディード(indeed)は、多くの求職者が利用する人気のある求人検索サイトです。
しかし、中には怪しい求人が紛れ込むこともあります。その理由は、インディードがあくまでも求人検索サイトであるため、無料で求人を掲載できることや、求人掲載の審査が緩いことが挙げられます。
この記事では、インディードに掲載されている怪しい求人の例や見分けるポイントについて紹介します。万が一、怪しい求人を見つけた場合はどのような対処法があるのかも紹介します。
インディードとは
インディード(indeed)は、アメリカ発祥で世界60ヶ国以上に展開、28言語に対応し、毎月2億5000万人ものユニークビジター数を記録している、世界最大級の求人検索サイトです。
求人サイトと思っている方が多いかもしれませんが、あくまでもインディードは「求人検索サイト」です。
直接インディードに求人掲載することも可能ですが、基本的に直接掲載の求人に企業サイトや他の求人サイトの求人を加えた中から、希望条件を設定して検索ができるシステムとなっています。
他サイトの求人も含まれるので多数の求人を見つけられる一方で、インディード経由で応募した求人でトラブルが発生した、怪しい求人を発見したなどの問題も起こっています。
もちろん、信頼性が高い企業の求人も多く見つかるサイトではありますが、残念ながらインディードで検索できる求人すべてが安全ではなく、悪質な求人も紛れ込んでいるのが実情です。
インディードに掲載されている怪しい求人例
インディードに掲載されている怪しい求人は、注意してチェックしていれば見分けられることが可能です。
そこで、インディードで過去に見つかった怪しい求人の例を実際の口コミ付きで紹介します。
募集内容が異常に好条件な求人
中の人ってどこの人?
時給も高過ぎだし、本当に#東日本旅客鉄道株式会社 求人なの?
個人情報を収集してる怪しいところ? pic.twitter.com/SI5uRJc3ie— えありん (@earinyakult) April 25, 2023
他の同業界の職種と比べて、明らかに好条件の求人には注意が必要です。
なぜなら、掲載内容と実情が異なるブラック求人の可能性が高いからです。
好条件の求人に応募し、採用されて働き始めてみると明らかに求人内容と条件が異なるという、いわゆる「ブラック求人」は、一般的な同内容の職種でも募集時に異常に給与が高かったり、待遇が良すぎたりする求人です。
ただしブラック求人が掲載されているのはインディードに限らず、他の求人サイトでも見つかる可能性があります。
カラ求人
インディードとか見ててもこういう求人と呼べるのか怪しいものもあるし、みんなそれなりにキッカケが欲しいのか、ナニモノかになりたいのか pic.twitter.com/iCKQEd6uID
— ユンボ (@power_shovel) June 15, 2022
カラ求人とは、実際には求人募集をしていないのにもかかわらず、募集を続けている求人を指します。
インディードは企業サイトの求人募集ページも引き込んでいるため、インディード上で募集中となっていても、リンク先の企業サイトではすでに募集が終了していることもあります。
この場合はカラ求人ではないため応募には至らないですが、その他の目的であえてカラ求人を掲載している場合もあるのです。
例えば、採用する気はないけれど良い人材が応募した時のために募集を残している、無料で掲載できるので会社の宣伝目的で掲載を続けている、助成金を目的としてトライアル求人を掲載しているケースは、明らかなカラ求人です。
このようなカラ求人は求人内容だけでは判別できないため、応募してしまうことも少なくありません。
詐欺的な求人
indeedで求人見てたら見るから怪しい求人がが… pic.twitter.com/b5b0I4UpDa
— ㄘʓは (@chiruhachiru) July 22, 2019
詐欺的な求人は、関わることで自分自身に被害が及んだり、犯罪につながる可能性があったりするため注意しましょう。
本来、求人サイトでは掲載前に審査が行われるため、詐欺的な求人は排除されます。しかし、インディードでは審査をすり抜けて詐欺的な求人が掲載されることがあります。
応募者の個人情報や口座情報を引き抜いたり、金銭を要求したりする目的の危ない求人が、インディードに紛れ込んでいる可能性があり、一見普通の職種でも詐欺的求人が存在しています。
特に2023年から問題となっている、高齢者をターゲットに金銭を搾取する特殊詐欺グループの闇バイトも、インディードをはじめとした大手求人サイトに求人を掲載して募集していたことも明らかになっています。
少しでも怪しい職種や業務内容の求人があった場合は、要注意です。
関連記事:求人広告のプロが教える裏バイト・闇仕事・闇の職業安定所の実態
インディードに怪しい求人が紛れ込む理由
インターネット上には多数の求人サイトがありますが、多くの場合は求人掲載前にきちんと審査を行い、怪しい求人はふるい落とされています。
では、なぜインディードには怪しい求人が存在しているのでしょうか。
インディードに怪しい求人が紛れ込む理由を以下で解説します。
あくまでも「求人検索サイト」だから
indeedって求人サイトを検索するサイトだったのか。なんかよくわからん怪しいサイトだと思ってあんま使ってなかったw
前述した通り、インディードは求人サイトではなく、あくまでも求人検索サイトです。直接インディードに求人を掲載することも可能ですが、他サイトの求人も併せて掲載されています。
インディード経由の応募であっても、各企業の求人ページや他の求人サイトへリンクされていることも多く、検索してヒットする求人の管理すべてをインディードが行っているわけではありません。
そのため、インディードに怪しい求人が紛れ込みやすくなっているのです。
無料で求人を掲載できるから
一般的な求人サイトの場合、求人を掲載するには費用がかかります。
インディードでは有料掲載にも対応しているものの、基本的に無料で求人を掲載できます。
求人掲載に費用がかからないため、別企業名で同内容の求人を複数出したり、詐欺的な危ない求人を出しやすい環境なのです。
近い例として、ハローワークも求人の掲載は無料です。
しかもハローワークの場合は雇用すると助成金までもらえるので、人材の採用にお金をかけたくない企業の求人が集まりやすい傾向があります。
無料で求人を掲載できる裏側の意図を知ると、怪しい求人があるのも納得でしょう。
関連記事:ハローワーク求人票にブラック企業や嘘の求人詐欺が多い3つの理由を解説
求人掲載の審査が緩いから
インディードへ直接求人を掲載する際、求人内容の審査が行われます。
インディードの審査は以前より厳格化されており、求人掲載後も定期的に審査を行いガイドライン違反と判断された求人は非表示となるよう、インディード側でも悪質な求人への対応を行っています。
しかし、依然としてインディードの審査は他の求人サイトより緩いと言われています。
自社サイトや事業者番号さえあれば審査が通るといわれるほどなので、結果的に怪しい求人もいまだ存在しています。
膨大な数の企業が求人を掲載していることもあり、掲載後のチェックも十分に行き届いていないと考えられます。
- リクナビNEXT
日本トップクラスの転職サイト!正社員求人多数 - マイナビ転職エージェント
オリコン顧客満足度調査で4年連続No.1 - doda
転職者満足度No.1!サポート力に定評のある転職エージェント
インディードの怪しい求人を見分けるポイント
普段、あまりインターネットで求人検索をしていない方やインディードの利用に慣れていない方は、掲載されている求人が怪しいかどうか一見しただけでは判別できないかもしれません。
少しでも怪しい内容と感じた場合は応募しないのが無難ですが、その他にも求人検索をするときは以下に挙げるポイントを参考にしてみましょう。
企業情報や求人内容が曖昧
いやindeed怪しい求人多くない?存在してない会社も載っけてるぞ、あそこ
求人を掲載する際、企業は情報や募集する職種の内容など、詳細に提示するものです。しかし、詳細がなく曖昧な表現のみという求人も存在します。
特に条件が設けられていない、抽象的な表現が多い、「やる気」があれば歓迎などの緩い条件の求人は、誰でもいいから人を集めて働かせたいブラック求人の可能性もあります。
詳しい内容がない求人の中には、実際に募集している職種が存在ないというケースもあるため、注意が必要です。
加えて、掲載企業や担当者の情報が不明な求人も、存在しない企業の求人や詐欺目的の可能性もあるため要注意です。
給料や待遇が良すぎる
indeedで怪しい求人見つけた簡単な軽作業スタッフで月給50万!?とか桁間違ってんじゃないの?仕事内容も書いてないし健康診断実費だしまあ僕は側弯症だから関係ありませんけどね
— タイムラグ (@himajin47103612) September 29, 2017
転職先を探す際、給料や待遇アップを期待する方は多いでしょう。
しかし、一般的な同業種・同職種の年間休日日数、残業時間、年収と比較すると提示されている給料が高すぎる、待遇が良すぎる求人は怪しいといえます。
勤務時間や勤務日数が短いにもかかわらず高収入を提示している不自然に条件が良すぎる求人は、個人情報の収集や金銭要求が目的というケースもあるからです。
その他にも、高額な料金を要求する在宅ワーク詐欺も最初は高収入で誘い込むことがあるので、あまりにも良すぎる条件には注意しましょう。
すぐに採用が決まる
通常、求人を募集する企業は応募者から送付された応募書類の選考は1回~複数回面接を行い、採用者を決定します。
採用までにある程度時間をかけて選考を行うので、採用までの間に応募先企業の採用担当者と話をする機会もあるはずです。
最低限の採用フローがないまま採用に至る求人は、誰でもいいから人を集めたいブラック企業や個人情報の収集目的という可能性があるため、避けるべきです。
できるだけ早く仕事を見つけたいとしても、面接なし、採用担当者と話やメッセージのやり取りをする機会もないまま、書類選考のみで採用となる企業は怪しいと判断できるでしょう。
働くために費用を請求される
Indeedの求人応募したら仕事始めるのに初期費用かかるって言われて即キャンセルした。
怪しいとは思ったけどちゃんと怪しくて草ボーボー— 24 (@mk3r8zxm2c1usPj) August 29, 2022
転職をするには、面接へ赴く際の交通費や履歴書に必要な証明写真などの費用、面接用のスーツなどにお金がかかるものですが、面接先の企業へお金を支払うことは一般的にあり得ません。
しかし、怪しい求人の場合は面接前にテストや研修費用の支払いが必要と費用を請求してくることがあります。
正規の求人では、面接や選考に際して求職者が金銭を支払う必要はありません。選考時に何らかの金銭を要求された場合は怪しい求人と判断して、選考を辞退することをおすすめします。
採用前に個人情報などの提出を求められる
indeedに掲載されている「無資格OK」の介護施設長の求人、あれに応募すると、別ページの転職サイトに飛んで、氏名住所電話番号等の個人情報を入力させられた後、採用担当者から電話がかかって「この求人は選考過程で介護資格が必要です」と言われ不採用になる。要するに個人情報を騙し取られる。
— 会社法X (@xxxwa123) September 25, 2023
企業への採用が決定すると入社手続きが行われ、その際に税務書類や給与振込のための口座情報などの個人情報を提出します。
しかし、怪しい求人では採用前にこれらの個人情報や機密情報が記載された書類の提出を求められることがあります。一般的な企業では、採用前にこのような情報の提出は求められません。
そのため、税務書類や口座情報のほか、運転免許証やマイナンバー、住民票など個人を特定できる情報の提出を採用前に求めてくる企業は、怪しいといえます。
- リクルートダイレクトスカウト
ハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職サイト - ビズリーチ
ハイクラス・即戦力人材に特化した会員制転職サイト - アクシスエージェント
総合系コンサルティングファームの転職に強い転職エージェント
インディードで怪しい求人を見つけた際の対処法
インディードでは、怪しい求人を見つけた場合や企業とのやり取りで怪しいと感じた場合に報告が可能です。
詐欺的求人や虚偽の求人のほか、採用目的ではない広告的な内容の求人などを発見したときは、その求人の最下部に表示されている「問題を報告する」をクリックし、問題の内容を報告しましょう。
もし怪しい求人に応募してしまい、相手企業とやり取りをする中で詐欺や掲載内容に反する回答などがあった場合も、インディード上のメッセージ機能から報告できます。
該当の企業とのやり取りをしたメッセージを表示し、右上に表示されている縦三点リーダー(︙)をクリックして「報告する」を選択すると、インディードへ報告できます。
インディードで怪しい求人を避けるためには
「企業情報の裏取り」と「違和感の見極め」ができれば、怪しい求人はほぼ回避できます。
インディードは、企業の採用ページや他媒体の求人情報も横断的に掲載する「求人検索エンジン」です。そのため掲載数が非常に多い一方で、一般的な転職サイトと比べると掲載基準が緩く、質にばらつきがあるのが実態です。
実際に、詐欺目的や個人情報収集を狙った求人が紛れ込んでいた事例もゼロではありません。インディード側でも対策は進められていますが、最終的に自分を守れるのは自分だけです。
そこでここでは、怪しい求人を避けるために必ず押さえておきたいポイントを解説します。
募集企業の情報をチェックする
条件が良い求人ほど、つい中身を深く確認せずに応募してしまいがちですが、「企業の実在確認」は最低限のリスクヘッジです。
具体的には、企業名で検索し、以下を確認してください。
- 公式サイトが存在するか
- 所在地や電話番号が実在するか
- 口コミや評判が極端に悪くないか
検索しても企業情報がまったく出てこない場合は要注意です。実在しない、あるいは架空名義の可能性も否定できません。
また「高収入すぎる」「仕事内容が曖昧」などの違和感がある求人は、条件面と企業実態が一致しているかを必ず確認しましょう。
違和感があれば即離脱する
怪しい求人の多くは「応募後」に違和感が出てきます。
例えば以下のようなケースです。
- 担当者の日本語が不自然、誤字脱字が多い
- やたらと個人情報の提出を急かされる
- 面接内容が曖昧で、仕事内容の説明がない
採用担当者は企業の顔です。その対応に違和感がある時点で、組織としての信頼性にも疑問が残ります。
「なんとなく怪しい」と感じた場合は、その直感はかなり当たっています。無理に進めず、その時点で辞退する判断が結果的にリスク回避につながります。
転職エージェントを併用する
インディードは便利な反面「求人の見極め」をすべて自分で行う必要があります。ここに不安を感じるなら、転職エージェントの併用が有効です。
転職エージェントは、企業と直接取引しているため、掲載前に一定の審査が入っており、怪しい求人が紛れ込みにくい構造になっています。
さらに、求人票だけでは分からない「離職率」「職場の雰囲気」「実際の残業時間」などの内部情報も教えてもらえるため、ミスマッチを防ぎやすくなります。
インディードでの求人探しに疲れてきた方や、「安全性を優先したい」という方は、一度エージェントに相談して比較検討するのがおすすめです。結果的に、効率よく納得できる転職につながります。























日本トップクラスの転職サイト!正社員求人多数
オリコン顧客満足度調査で4年連続No.1
転職者満足度No.1!サポート力に定評のある転職エージェント