【契約社員と正社員の違い】3年5年ルールや給料など22の知識を紹介!

正社員と契約社員の違いを知らない方も多いのではないでしょうか?同じ会社でも給料は違うのか?仕事の量は変わるのか?これから仕事を始める方も転職する方も知っておきたい正社員と契約社員の違いについてご紹介したいと思います。

契約社員とは

有期雇用契約ってなに!?

有期雇用契約という言葉をご存知でしょうか。有期雇用契約とは期間が定められている労働契約を指します。契約社員は労働期間が決まっている事が多いため、雇用期間が終了すると更新しなければいけません。雇用期間が終了するときに契約を解除することもできるので、転職はしやすいかもしれませんね。

給料やボーナスは?

仕事をするにあたって1番気になるのはお金の事ですよね。会社によって給料やボーナスは変わってきますが、契約社員の多くの方はボーナスをもらえません。会社との契約内容によってはボーナスをもらえる事もあるようですので、契約する前にしっかりと契約内容を確認したほうがいいです。

また給料も会社によって時給・日給・月給と計算方法や支払方法も変わってくるようです。同じ会社でも正社員よりも契約社員のほうが給料が少ない事が多いようですが、業績次第で給料をアップしてくれる会社もあるので、契約社員で働くには契約内容が重要になってきます。

各種手当ては?

各種手当てとは正社員はもらえている「交通費」「住宅手当」「扶養手当」など様々な手当ての事ですが、各種手当ては正社員と同等という会社もあるようですが、契約社員の場合は金額が少なかったりもらえない事が多いようですね。

同じ仕事内容でも正社員より給料が少なかったり手当てが貰えなかったりとお金の面では違いが出てきます。ですが、職種のスペシャリストや専門的な資格を持っている人は契約時には正社員より給料が多い事もあるようですね。

安定性はどうなの?

素敵な会社に出会うと、仕事を続けたいという気持ちになってきますよね。ですが、どの会社も業績が悪くなる可能性はあります。正社員でも解雇される事はありますので、将来もずっと働ける保障はありません。

契約社員の場合は雇用期間が決められているので、安定性はあまりないと言えます。契約社員でも有給はもらえますので、急病や体調不良で会社を休んでも給料が減るという心配は少ないでしょう。

社会保険や労働組合について

社会保険とは「健康保険」「厚生年金」「介護保険」などの総称の事ですが、給料から差し引かれている方も多いのではないでしょうか。社会保険は基本的に会社との折半で支払われますが、社会保険は何かあった時に入っているか重要になってくるようです。

契約社員は社会保険に入れるのか気になりますよね。社会保険に入れるかは「契約期間が2か月以上」「正社員の3/4以上の勤務時間」「勤務日数が3/4以上」とルールがあります。このルールに該当すれば加入するのは会社の義務になり、条件が合えばアルバイトでも契約社員でも社会保険に入れます。

労働組合は労働者への環境を守ったり、改善してくれる組織です。不当な解雇などいざという時に頼りに出来るようですが組合費を支払わないといけないようですね。

正社員とは

直接雇用契約とは?

雇用契約書(労働条件通知書)でも難しい言葉などが書かれている事も多く、よく分からないけど契約している方も多いのではないでしょうか?契約するには言葉の意味を知る事も大切ですよね。

「直接雇用契約」とは派遣会社などを通さずに会社と労働者が雇用の契約を交わすことです。正社員の多くは会社との直接雇用契約を結ぶ事になります。雇用契約書(労働条件通知書)の取り交わしは法律上の義務です。

毎月固定額・ボーナスなどがあり?

アルバイトが体調不良で休むと給料も減り生活で苦労する事もありますよね。正社員の魅力の1つは毎月の固定額ではないでしょうか。会社によって金額の差はありますが、毎月決まった額をもらえるのは嬉しいですよね。

もう1つの魅力はボーナスですよね。毎年2回ほど、給料何か月分など会社によって金額や回数も変わってくるようですが、ボーナスがない会社もあるようですね。ボーナスがあるかないかでは年収も大きく変わってくるようですので、転職や就職の際には重要になってきますね。

福利厚生が充実

正社員のメリットの1つでもある「福利厚生」ですが、求人誌などでも「福利厚生充実」なんて書かれているのを見た事がある方も多いのではないでしょうか?福利厚生とは従業員が受けられる制度やサービスです。

福利厚生に含まれる「健康保険」「厚生年金」「雇用契約」などは会社が半分を負担してくれるため生活面ではかなりありがたいシステムです。健康保険料や年金など自己負担だとかなりの額になりますが半分負担してくれると考えたら助かりますよね。ですが正社員だからといって福利厚生が全くない会社もあるようですのでご注意ください。

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会社都合は解雇扱い?

正社員になったからといっても絶対に解雇されないという訳ではありません。会社を辞めるには「自己都合退職」か「会社都合退職」がありますが、会社を辞めるのは同じなのに何が変わってくるのでしょうか?

自己都合退職とは自分の意志で退職する事です。理由がどうであろうと退職届を出すとそれは自己都合退職になってしまうようですね。会社都合退職は、倒産や業績の悪化など理由は様々なようですが会社の都合で辞めるので解雇扱いになってしまうかもしれませんね。ですが「自己都合退職」と「会社都合退職」で変わってくるのは失業保険のようですね。

支給開始日や給付される日数や支給額が大きく変わってくるようですね。会社都合退職の方が自己都合退職に比べ支給される額も倍近く変わってしまう事もあるようですね。会社は簡単に解雇できないようで、自己都合の退職にしてほしいと言われる事もあるようですが、自己都合だと失業後の生活が大変になってしまう事もあるかもしれませんね。

社会保険や労働組合について

正社員で会社に入っても社会保険がなかった!なんて事もあるようですね。社会保険に加入している場合は給料から差し引かれているようですので、加入しているか分からない場合は給料明細を確認してみてもいいかもしれませんね。

社会保険や給料内容など求人誌に書いている情報と違っていたなんて事も少なくないですよね。入社してから気づく事もありますが、入社してからでは中々言えない事もありますよね。ですが、労働組合に加入している会社の方が社会保険などに加入している事が多いようです。入社する前に社会保険などは事前に確認したほうがいいかもしれませんね。

契約社員から正社員になったら?

仕事量は?

契約社員から正社員になると仕事の内容や量は増える事もあるようですね。契約社員の頃から正社員と同じ仕事量だった方もいるようですが、契約社員の場合は契約時に仕事内容、勤務時間などを相談して決める事も出来るようですね。正社員になる事で他の部署に異動や仕事量が増えてしまう事もあるかもしれませんね。

給料面はどうなの?

気になる給料面ですが、契約社員の時に正社員より多い給料を貰っていた方は減ってしまう事もあるようです。契約社員から正社員に変わる事で給料の差は会社にもよりますが、契約社員では貰えなかったボーナスが正社員になって貰えるとなると年収は多くなるかもしれませんね。

仕事は同じ?

会社での契約社員と正社員の違いは、ほとんどが契約期間があるか、ないかだけのようですが、契約社員の時と同じ仕事内容とは限りませんよね。同じ会社の中でも部署によってやっている事は違いますし、仕事の量も増えてしまう可能性もあります。

これだけは確認しよう!

契約社員から正社員になりたい方が確認しておいたほうがいい事は、正社員への登用制度があるかどうかです。正社員への登用制度があっても会社によっては条件が決まっている会社もあるので確認しておきたいですよね。

制度があっても実績も大切になってきます。制度はあるけれども実績はない会社は存在します。会社からすれば、会社に貢献している社員だけを大切にしたいですよね。実績を残している社員には働き続けてほしいとも思うのではないでしょうか。

ほかには「給料面」「社会保険」「仕事内容」など聞いておきたい事はいっぱいありますよね。ですが聞きにくい方も多いのではないでしょうか?生活に支障がでても困りますし、大事な事なので勇気を出して聞いてみるか仲の良い正社員の人に聞いてみてもいいかもしれません。

3年・5年ルールって何?

雇用の安定性を図るのが目的

3年、5年ルールというものをご存知でしょうか。一時期ニュースなどで話題になりましたが契約社員や派遣社員などの契約期間に定めのある労働者のための制度です。

契約社員や派遣社員の契約期間が決まっている労働者に無期限契約か正社員に転換しなければならないというルールで、雇用の安定性を図るのが目的のようです。

しかし、3年や5年たてば必ず正社員になれるという訳でもないようで、無期限契約になったり期限前に契約を解除される事もあります。もちろん正社員として雇用してくれる会社もありますし、無期限契約になってしまっても仕事を変えなければいけない不安は少しでも解消できるかもしれませんね。

5年は契約社員に適応

5年ルールは契約社員に対して適応されます。派遣社員やパートなどが含まれる場合もあるようですが、5年以上の勤務をすることで会社から契約期間を外してもらえる制度のようです。ですが無期になる事で給料のアップやボーナスが貰えるとは限らないようですね。

3年は派遣社員に適応

派遣社員は派遣会社を通して会社に雇用されますが、3年ルールは主に派遣社員に適応されます。契約社員よりも短い期間の3年ルールですが、3年で辞めなければいけないのかと言う不安の声もあるようですね。

3年間同じ職場に勤務していれば仕事にも慣れて、職場での人間関係も出来上がっている時期ですよね。3年たったら辞めなければいけないという訳ではなく、3年で直接雇用を申し出ることが出来るようです。

なれないこともある?

契約社員や派遣社員でも無期限契約になれば契約期限を気にして悩むことも少なくなってくるかもしれませんが、契約が解除されたりするとまた次の仕事を探さなくてはいけなくなります。

3年5年ルールは労働者にとってとても重要なルールです。無期限雇用にするか正社員にするかは労働者本人がどれだけ優秀でも会社の経営状況や様々な理由から決まってしまう事もあるため、正社員にはなれない事のほうが多いかもしれませんね。

契約社員で副業は出来る?

契約社員の就業規則を確認!

契約社員でも給料が少なかったりすると生活面で不安がありますよね。副業(兼業)で少しでも収入を安定させたいと思っている方も多いのではないでしょうか?正社員では副業が禁止されている会社は多いようですが、契約社員は副業しても大丈夫なのでしょうか?

最近は働き方の多様性を容認する動きがありますが、副業をしてもいいのかは会社の就業規則によって変わってきます。就業規則は配布されていたり提示されていたりと確認方法は会社によって様々です。就業規則自体がかなり長いこともあるため、副業規定含めて口頭で説明されることはほとんどないと思ったほうがいいです。

副業が許可されている場合

契約社員の副業(兼業)が許可されている場合でも、副業の内容によっては禁止されてしまう事もあるようです。例えば契約社員で働いている会社に不利益や悪影響がでる場合やライバル会社での勤務、社会的な信用がなくなる仕事など副業を許可されていてもダメなこともあります。最悪の場合は契約を解除されてしまう場合もあるようですね。

21.副業が禁止されている場合

副業を禁止されているけど、契約社員は副業をしているから大丈夫という訳でもないようで、会社にバレてしまうと契約を解除される事もあるようです。マイナンバーの導入で副業がバレやすくもなっているようですので、注意したほうがいいかもしれませんね。

確認できない場合は?

労働者が就業規則の確認を希望したら会社は見せなければいけませんが、確認させてもらえない会社もあります。就業規則を見せてほしいとも言いにくいですよね。確認出来ない場合は副業が禁止されていると思って諦めてしまうか、仲の良い従業員に聞いてみてもいいかもしれませんね。

まとめ:契約社員と正社員、条件や会社選びがカギとなる

契約社員と正社員の違いをまとめました。大卒でも就職が決まらない時代ですが、生活していくには仕事をしないと厳しいですよね。正社員は福利厚生の充実など魅力が多いですが、色々と縛られてしまう環境と言えます。

契約社員は自由な働き方が選択できますが、生涯賃金で考えると低収入となってしまうデメリットもあります。契約社員や正社員で働くにしても条件や会社選びを比較しながら選択してほしいと思います。

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