【転職】ミドルとは何歳が対象?40代ミドル層の転職成功術を解説!

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40代に入って、もう1歩ステップアップしたい。配偶者の転勤に伴い転職活動を始める。求人サイトや転職エージェントを使いたいけど、自分の年齢は若手?ミドル?そもそもミドルとは何?ミドル世代の転職が難しいのはなぜ?

この記事ではミドル層に関する疑問を解決しながら、転職成功方法をご紹介します。

ミドルとは何歳のこと?

結論から述べると、ミドルが何歳を指すのか定義はありません。企業(採用担当者)によっても認識の違いがありますが、ミドル層(ミドル世代)はかなり幅広い世代が対象とされています。

例えば東京都の就職支援サービス『東京しごとセンター』(※1)のミドルコーナーの対象年齢は30歳~54歳となっています。

一方で転職サイト『エン・ジャパン』ではミドル人材(※2)を35歳~55歳と定義しており、実際にミドルの転職を利用している平均年齢は45歳となっています。

・22歳~24歳→新卒
・23歳~27歳→第二新卒
・30歳~39歳→ミドル
・40歳~49歳→ミドル、45歳以上はシニア
・50歳~59歳→ミドル、シニア

各種人材サービスの平均値では年齢別により上記のように区別されています。定年が55歳にしている企業(早期退職制度)もあるため、45歳以上はシニアに含まれると考えても良いでしょう。

採用百科事典
採用百科事典
ミドルとは30歳~44歳を指す言葉になっています。

ミドルの転職が難しい理由

35歳以上(40代含め)になると転職エージェント(人材紹介会社)にエントリーしても「紹介できる求人がない」と言われることが増えます。

確かに年齢的な理由から現実問題として厳しい状況にあります。企業としても「どうせ採用するなら若い方がいい」と考えています。一方で、慢性的な人手不足から年齢不問の求人が増えているのも事実です。

ミドルの転職が難しい理由を企業側の原因と、応募者に原因がある場合に分けて紹介します。企業と応募者、双方の原因を知ることが転職成功の第一歩です。自分に当てはまる項目がないか確認しながら読んでください。

企業側の原因

企業側の原因は「エン人事のミカタ」のアンケート結果(※2)に基づいています。

求職者側は「企業にはミドルの採用意欲がない」と思っている人が多いですが、実際は74%の企業が「いい人がいれば採用したい」と考えています。

企業がミドルの採用に期待していることはこれまでの経験やスキルを活かして、即戦力として活躍してくれることです。つまり、豊富な経験や高いスキルがあれば企業は積極的に採用してくれるのです。では、ミドルの採用を阻んでいる原因はどこにあるのでしょうか。

企業が採用に躊躇するミドルの特徴を3つご紹介します。

・自分のやり方やこれまでのやり方に固執する 64%
・給与が高い 49%
・体力的に心配 40%

つまり企業側はミドル層を採用したがっていますが、「柔軟に企業に馴染めるのか?」を不安視していることがわかります。

前職の在籍期間が長ければ長いほど、年齢が上がれば上がるほど仕事のやり方が身についているので、すぐに転職先の仕事方法や職場環境にギアチェンジができないことが仇になってしまうのです。

また、前職の給与を基本に給与交渉をする人が多いと思いますが、前職の給与レンジが転職先よりも高いことがあります。この点も採用時に企業が躊躇する点と言えます。

さらに、体力的に心配という点では30代は心配されませんが、40歳以上に入ってくるとサービス業やシフト制の仕事では懸念材料になるでしょう。

他には、「年下の上司とうまくいかない(34%)」や「新しい仕事を覚えるのに時間がかかる(26%)」というものがありました。

応募者に原因がある場合

応募者側の原因はエン・ジャパンが実施した「コンサルタントの本音」(※3)のアンケート結果に基づいて述べます。まず、転職が難しい人についてのアンケート結果からコンサルタントが考える応募者の問題を紹介します。

1位:本人希望と転職市場での市場価値にギャップがある 72%
2位:転職回数が多い 64%
3位:人柄が転職に向かない 40%

ここからは、この3つの原因を詳細に見ていきたいと思います。

第1位:本人希望と転職市場での市場価値にギャップがある

まず第1位の「本人希望と転職市場での市場価値にギャップがある」のギャップ内容について

・希望年収と相場年収のギャップ 79%
・職種や業種転換の希望 38%
・希望ポジションと相場とのギャップ

となっています。このようなギャップが生まれる背景には、応募者の自己評価が高く思い込みだけで活動しているか、売り手市場で転職すれば給与がアップすると思い込んでいるためです。

自分の思いと転職市場にギャップがあるとミスマッチに繋がり、転職の成功率が下がります。つまり、自分の思い込みが転職活動を難しくしてしまうのです。

第2位:転職回数が多い

次に「転職回数が多い」とありますが、転職エージェントのコンサルタントが「この人は転職回数が多いな」と感じる経験社数を紹介します。

・経験社数3社 2%
・経験社数4社 28%
・経験社数5社 46%
・経験社数6社 23%

この結果から経験社数5社(転職4回)だとコンサルタントが求人を紹介するのが難しいと感じることがわかります。

第3位:人柄が転職に向かない

また「人柄が転職に向かない」とは、どのような人柄なのか紹介します。

・他責傾向がある 74%
・謙虚な姿勢にかける 70%
・仕事のやり方、方針にこだわりがあり、柔軟性がない 38%

前職の退職理由や仕事の成果など他の人のせいにして自分が正しいと主張する人、転職先の人を上から目線で見る人や自信過剰な人、これらの人は面接官に好かれず内定を勝ち取ることができません。

仮に入社できても、周囲と軋轢が生じて転職先をすぐに探さないといけなくなり失敗に終わります。

シニア世代なら現在の会社で役職についている人も珍しくなく、役職がなくてもベテランとして扱われている人が多いと思いますが、面接で「この意味がわかっていますか?」「あなたは知らないと思いますが」といった上から目線の発言が多いとのクチコミ評判情報が多いです。

ミドルの転職を成功させる方法

ここでは、転職を成功させる方法をご紹介しますが、実は転職を成功させる方法の答えはすでに出ています。これまで指摘された懸念材料や、応募者側の原因を払拭すればいいだけです。では、どのように払拭すれば良いのかご紹介します。

市場価値を正しく認識する

転職活動をする前に自分の市場価値を正しく認識するために、3つのことを行いましょう。

1:転職により解決したい課題を整理する
2:経歴の棚卸しを行ってキャリアプランを見直す
3:転職エージェントのコンサルタントに相談をする

1で課題を整理することにより、転職軸を作ります。この転職軸は転職が行き詰まった時、どの方向に進むべきかを示す道標になります。次に経歴の棚卸しを行って今までの経験を振り返り、自分にできることは何かを知ったうえで今後何をしたいのかキャリアプランを検討します。

最後に、転職エージェントに相談して市場価値とキャリアプラン、転職活動のやり方を転職のプロから教わりましょう。なお、市場価値に関しては求人サイトの登録をすると無料で適正年収を診断してくれるサービスもあります。これらのことを行ったうえで、今は転職をしないという決断もアリです。

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経験や専門性を活かせる求人を選ぶ

エン人事のミカタのアンケート結果で「優秀であれば年齢は関係ない」という回答理由として挙げられていたのが「専門性が高い仕事だから」「豊富な経験や専門性を必要とする仕事だから」です。

ミドル層に求められるのは今までに培ったノウハウや専門性です。求人を選ぶ時には給与や待遇を選ぶ前に、自分の経歴を棚卸ししたうえで求人を読んで経験や専門が活かせるものを選びましょう。

職種を変える時はミドルでも若いと思われる求人を選ぶ

転職を機に職種を変える時はミドル層でも若いと思われる求人を選びましょう。

本当の意味で年齢不問かつ未経験でも転職できる職種は、介護職や警備員、ドライバーなどがあります。また接客サービス系は資格も必要なく、男性女性関係なく採用率が高いです。

しかし、未経験から転職をすると、給与は新卒並まで下がるので覚悟が必要です。

一方で、現在の職種で経験した業務と一部でも内容が重なっている職種に転職すれば、新卒並まで給与が下がる心配はありません。仕事内容をよく読んで職種を選びましょう。

履歴書と職務経歴書をきちんと書く

応募する求人が決まったら、求人内容をしっかり読みましょう。そして、履歴書と職務経歴書をしっかり入力してください。

ミドルはこの部分を疎かにしてしまいやすいので注意が必要です。特に志望動機や自己PRはテンプレートを使用せず、求人内容に合わせて入力し直しましょう。

どこの企業でも使い回しできる志望理由や自己PRでは書類選考通過が難しくなります。履歴書と職務経歴書を送付または持参する場合は、読み手のことを考えて書きましょう。職務経歴書には職務要約と職務詳細、貴社で活かせるスキルと経験、自己PRの4項目をA4用紙2枚程度に納めてください。

ミドルになると職務経験が豊富なため、あれもこれも書きたくなりますが、求人に合わせて特筆すべき経験を詳細に書き、他の経験は簡潔にまとめましょう。履歴書と職務経歴書は、相手の企業に自分を売り込むプレゼンテーション資料です。企業が「この人に来て欲しい」と思える資料を作りましょう。

※ミドルの年齢なら履歴書の写真にもこだわりましょう。コンビニ横の証明写真よりも、カメラのキタムラなど写真店での撮影がおススメです。特にプロのメイクをしてくれる写真店がベストです。

転職エージェントを利用する

ミドルの求人は求人サイトに公開される求人よりも、転職エージェントを利用した非公開求人が多くなります。なぜなら、ミドルの募集になると新規事業や新製品に関わるようなポジションが多くなるためです。

また、収入を途絶えさせることができない人が多いので、現在の仕事を続けながら転職活動に臨むと、転職先の企業が業務を終えてからの連絡になるため、他の求職者よりもレスポンスが悪くなってしまいます。

そのような時に、転職エージェントを利用しておくとコンサルタントが代行してくれるので、レスポンス良く企業にアプローチしてくれます。さらに、レジュメの添削や模擬面接、応募後のフォローアップ、内定後の年収アップ交渉代行などを無料で利用できます。

エン・ジャパンの「転職後の年収(※4)」調査によると転職エージェントを利用したミドル(35歳以上)の52%が年収アップに成功しています。

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シニア世代は一般的な転職エージェントからは年齢を理由に嫌われる世代ですので、シニア世代に強い転職エージェントの登録をおススメします。

面接対策をしっかり行う

新卒ではないので面接対策はしなくても大丈夫、と考えていると痛い思いをします。面接での注意点を簡単に紹介します。

1.ネガティブなことも前向きに答える
2.ミスや失敗を他人や環境のせいにしない
3.採用アシスタントや新人社員がアテンドで出て来ても謙虚に対応する
4.体力や物覚えに自信があり、柔軟性があることをアピールする
5.面接当日は朝から謙虚な姿勢と清潔感、笑顔を忘れないようにする

面接では必ず退職理由やストレスに関する質問をされますが他人や環境のせいにせず、前向きな回答をしてください。また、採用アシスタントや面接会場への案内に新入社員や二年目ぐらいの若い社員が配置されます。相手を見て態度を変えずに、誰に対しても謙虚で丁寧な対応を心がけてください。

面接終了後に面接官が彼らに「どんな人だった?」と、ヒアリングをしている可能性があります。そして、面接中には企業が不安に感じている「体力、物覚え、柔軟性」の3つをアピールするのを忘れないでください。職務経歴でアピールすることが難しい時は、趣味や特技、自己PRでアピールできるように、事前に作戦を立てておきましょう。

最後に、面接で重要なのが第一印象です。しかし、面接で急に笑顔を作ろうと思ってもできません。朝から清潔感と笑顔、謙虚な姿勢を忘れないようにしましょう。

最近は有料の転職相談サービスを活用するシニア世代が増えています。転職エージェントには相談できない「本当に入社すべきか」「本当に転職すべきか」といった第三者目線での客観的なアドバイスが可能です。また模擬面接を対策しておくと心に余裕を持って本番に臨むことができます。

関連記事:有料で転職相談ができるサービス15選!料金や特徴を徹底比較します!

まとめ

ミドルの転職で問題になることの1つに『家族』のことがあります。転職活動について「内定をもらった後に相談しよう」と思っている人がいますが、内定後では遅いです。転職活動をする前に相談をして、給与の下限と上限金額を決めてから活動を始めましょう。

独身の人も生活水準やライフプランを考えて下限と上限を決めておくと、「なぜ、この給与額が欲しいのか」という質問に答えられるようになり、年収交渉が上手くいきます。

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