この記事では、畳職人の仕事内容・魅力や厳しい点・仕事の探し方をまとめました。
畳職人の仕事内容
- 畳の引き取り
- 畳の制作
- 張り替え作業
- 相談・見積もり・納品
- 片づけ・掃除
お問い合わせがあれば、お客様の自宅に伺い、張り替えの相談をします。
畳にも様々な種類があり、産地・素材・作りによって料金が異なります。その特徴を説明し、お見積りをご案内します。
無事に注文が確定したら、交換日時を決めて畳作りの作業に入ります。大型機械で仕上げる畳店もありますが、基本は手縫い(一部の作業だけ小型のミシン使用)の企業もまだまだ存在します。
納品時は家具を移動させて、張り替える畳を設置します。仕事は丁寧さとスピードが求められます。
畳職人のやりがい・魅力
日本の伝統文化である『畳』のもの作りに携われる点です。
作る喜びを感じると同時に、日本の伝統文化を伝えることができるのが最大の魅力です。国家資格として畳製作技能士があるように日本の伝統文化として認められています。
畳職人の厳しい点
畳職人は力仕事です。1枚30キロもある重さの畳を持ち運ばなければいけません。
10代の人にはひたすら自分一人で制作活動をする職人イメージを持っている人がいますが、前述している通り、ある程度の接客対応も必要になってきます。
畳職人になるには?
畳屋に直接弟子入りする方法もありますが、全国に畳職人になるために学べる専門学校が数カ所あります。
たとえば東京都畳高等職業訓練校(東京都)や京都畳技術専門学院(京都府)といった専門学校があります。
専門学校にもよりますが、約2年間ほど学科と実技を学ぶことになります。興味があれば資料請求してみましょう。
畳職人の仕事探し
求人募集をしているところは少ないとはいえ、検索したところ数件が見つかりました。
働きたい場所を考えると、近隣の畳職人に相談するのが一番早いと思います。どうしても畳職人として働きたいなら募集しているところに引っ越しをすることも考慮しなければいけません。
前述している訓練校で学べば求人情報も自然に手に入ると思います。
まとめ
畳がある和室が減り、フローリングの部屋が増えてきた日本の住宅事情ですが、畳の良さを伝えようとする動きは残っています。
需要が減ったとはいえ畳は定期的に張替え・新調(交換)する必要があるので、完全に仕事が無くなることはないと言われています。
また和室を好む人々はいますし、オフィス内に畳の部屋を設置する企業もいます。伝統的な日本家屋がある限りは畳も不滅な存在です。
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