パティシエの採用・転職・仕事内容・求人情報・志望動機まとめ

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パティシエ(正社員)の採用・転職において基本的な仕事内容から仕事の評判・クチコミ・求人情報の探し方・志望理由の書き方をまとめました。

パティシエとは

パティシエとは、フランス語で「菓子製造人」を意味する言葉です。あまり知られていませんが、フランス語では男性の職を示す言葉で、女性の場合にはパティシエールという呼び方になります。フランスでは非常にステータスの高い職業として親しまれています。

一般的には製菓技術を学ぶことのできる学校に通い、スキルを身に付けてから就業をする方が日本国内では多く見られますが、未経験からでも就業しながら技術を学び、一人前のパティシエを目指すことも可能です。

パティシエの仕事内容・就職先による違い

パティシエの仕事内容は「洋菓子作り」とまとめられますが、就職先によって仕事内容は少しずつ異なります。パティスリーに就業すれば、ケーキの生菓子からフィナンシェやクッキーなどの焼き菓子まで幅広いラインナップに携わります。

ホテル勤務となれば、レストランビュッフェのスイーツ、ラウンジやショップの店頭に並ぶスイーツなど様々なシチュエーションの製菓に携わります。レストランであれば、「アシェットデセール」と呼ばれるコースデザート、ブライダルであれば「ウエディングケーキ」といった、就職先特有のスイーツの種類もあります。

パティシエの給与・平均年収

就職先の業態にもよりますが、多くの就職先は初任給20万円台前半、年収200万円代後半~300万円代前半が基準です。大手のホテルやレストランの給与水準が高い企業も多い反面、個人店のパティスリーに関してはその水準がやや低い傾向にあります。

シェフパティシエなど、一般職よりも高い評価を得られる技術を身に付け成果を上げられるようになれば、年収500万円以上の収入も現実的です。

パティシエの新卒採用市場と採用傾向

近年は労働時間が安定した雇用環境を求める学生が増加傾向にあり、人気なのはホテル業界や給食などの集団調理をおこなう現場です。逆に、スキルを磨くためやキャリアアップを目的とした就職先を選ぶ学生が減ってきているようです。

採用枠は個人店であれば1名のみというケースも多く見られますが、全国展開しているレストランやホテル、大規模な企業となると10名以上の採用枠があります。そのため、人気のパティスリーや企業であれば採用倍率は10倍以上になることも珍しくありません。一方で、学生の知名度が低かったり就業意欲に結びつくような魅力に欠けたりする企業や店舗は、採用難に陥るケースも非常に多い状況です。

就職活動の方法としては、専門的な知識やスキルを得るため学校に通う学生は、学校に集まる求人票から情報を得たり、就職課の先生から紹介された企業を調べたりすることが多いです。パティシエ志望者向きのナビサイトも存在しますが、身近な人からのアドバイスや推薦で就職先を選んだり、決めたりするケースは多いです。

パティシエの入社後の流れ

パティシエとして入社後は、先輩スタッフのヘルプやサポートからキャリアをスタートすることが比較的多いです。中には、1カ月程度の研修期間を設け、基本的な製菓のスキルや知識を学ぶことができる環境もあります。パティスリーの場合は、「焼成」とよばれる焼き菓子やケーキの生地の仕込み、各種スイーツの仕上げから、お客様との接客・販売まで幅広い仕事を覚えていきます。

一方で、ホテルやレストランに就職した場合、キッチンでお菓子作りに専念するような環境であるケースが多く、自分の専門の持ち場(役割)が明確に与えられ、専門性に特化したスキルを身に付けながら色んなポジションをローテーションすることでスキルを養っていきます。

パティシエのやりがい・厳しさ

パティシエの仕事のやりがいは、なんといっても喜ぶ人の顔を見たときです。自分の作ったスイーツやケーキ、デザートを手に取ったり食べたりした方の表情をこそが何よりのやりがいに繋がります。そして次のステップアップへの原動力になります。また、パティシエの手がける仕事は誰かの記念日に関わることが非常に多いです。

結婚式、誕生日、歓送迎会など…ひとの笑顔や幸せには、美味しいスイーツが付き物です。もちろん、誰かの記憶や思い出に残るような場に添えられるものでもあるからこそ、技術を習得したり成長したりするための時間と労力は、計り知れないものがあります。先述したやりがいは、厳しい鍛錬や修行を経験し、たゆまぬ努力を積んだ人たちだけが得られるものなのです。

就職の注意点

パティシエの仕事先を決める上で重要なのは事前の情報収集です。「結婚式場に勤めればウエディングケーキを作れると思っていたが、すべて外注していた」「イチからすべて手作業で作りたいと思っていたが、既製品が多かった」など、理想と現実のギャップがあると就労意欲をキープすることが非常に困難になります。

パティシエとしてキャリアを築くうえで、自分がやりたいことや求めているものがその就業先では叶えられるのか。相手の話を鵜呑みにするのではなく、自分自身の目や耳でしっかりと情報収集することが非常に重要です。

パティシエの中途採用市場と採用傾向

中途採用市場ではこれまでの経歴や身についているスキルも重要な採否判断基準となります。ただし、売り手市場の昨今、パティシエとしてスキルが未熟であったとしても、就業しながら成長する意欲があれば良いとする求人案件も増えています。そのため、子どもの頃から「お菓子屋さん」になることが夢だったと語る未経験者の方がチャレンジしてこられる事例も少なくありません。

キャリアビジョンは人それぞれですが、将来は独立を目指して腕を磨いていきたいタイプと、できるかぎり終身雇用のパティシエとして好きな職業を安定的に長く務めたいタイプが多い印象です。

そのため、独立を目指すタイプの方は、これまでの経験をもとに新たな業務や分野にチャレンジできるよう、製作するスイーツのジャンルを変える方が非常に多いです。レストラン・パティスリー・ホテルなど、業種によっても必要とされる知識やスキルが異なるためです。

パティシエの募集で面接官に評価される点

現時点での製菓スキルや知識、経験値も重要な評価ポイントになりますが、お菓子作りに対する想いや今後のビジョンなどを聞くうえで、同じ目的・目標を持って一緒に仕事ができるのかを重視する企業も多く存在します。あるパティシエは「製菓の腕は自分の目指す理想像やビジョンに対する想いの強さで決まる」という意見を持つ方もいらっしゃいます。

志望動機・自己PRの例文テンプレート

志望動機の例文テンプレート、雛形、フォーマット、サンプルをまとめました。

志望動機その1

私は前職のホテル企業で、焼き菓子製造を主に担当しておりました。しかし、年々効率化や人件費削減のために既製品が使用されるようになり、原材料などいちからすべてパティシエが選別し、製造するということができない状況となりました。自らが作るものを安心して美味しくお召し上がりいただき、たくさんのお客様を笑顔にしたいという、これまで一貫してきた思いを大切にしたいと考えております。

その点、御社の環境や理念には共感するポイントがたくさんあり、同じ想いで自己のお客様に対するパフォーマンスを最大化して貢献できると考え、御社を志望させていただきました。

 

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