エンゲージ(engage)は100万件以上の求人を掲載する社員・バイト求人サイトです。しかし、中には怪しい求人が紛れ込むこともあります。
この記事では、エンゲージの求人が怪しいと言われる理由について求人広告のプロである筆者が解説し、怪しい求人の見分け方や対処法などを紹介します。
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目次
エンゲージ(engage)とは
エンゲージはエン・ジャパン株式会社が運営する求人企業数「※国内No.1」の社員・バイト求人サイトです。(※公式サイトより引用)
アルバイトから正社員まで、希望する条件で求人企業の募集情報を自由に検索し応募することができます。
エンゲージの主な機能・サービスは以下です。
- 求人情報の閲覧
- 求人企業への応募
- エンゲージ履歴書の登録
- 「いいね!」した企業からアプローチを受けられる
- 登録情報を元に企業からのアプローチが受けられる
- 人気の求人情報などを不定期にお届けする「エンゲージメルマガ」
- 一日一回、希望に合った求人情報をメールでお届けする「新着求人のお知らせ」
エンゲージに会員登録(無料)をすると、求人企業からアプローチを受けられる「オファー」や「会いたい」など、転職活動に役立つ機能・サービスを活用することができます。
エンゲージに掲載されている怪しい求人例
エンゲージに掲載されている怪しい求人は、注意してチェックしていれば見分けられることが可能です。
そこで、エンゲージで過去に見つかった怪しい求人の例を実際の口コミ付きで紹介します。
相場と比較して給与が異常に高い
エンゲージで怪しい求人発見。
相場より給料いいし、福利厚生とか良すぎて怪しい
ドライバーさんなのに残業なしってのもなあ…道混んでたらどうするの…
個人情報集めるのが目的かなあ— Lily (@lily37861748) September 30, 2023
エンゲージに掲載されている求人で他の同業界の職種と比べて明らかに給与が高い求人は怪しい可能性があります。
好条件の求人に応募し、働き始めてみると明らかに求人内容と条件が異なるという、いわゆる「ブラック求人」です。
例えば「事務・アシスタント職」や「ドライバー職」などにおいて、専門知識や経験が全く不要の未経験募集にも関わらず、相場と比較して給与が高い求人が存在します。
一般的に知識やスキルと給与は比例するため、専門知識・経験が不要な求人で給与が高い求人には注意しましょう。
ほかにも、在宅勤務(リモートワーク)や週1~2日勤務など働き方の自由度が高い割に、相場と比較して給与が高い求人も怪しい可能性があります。
在宅勤務(リモートワーク)や時短勤務、パートタイム労働を取り入れている企業は複数ありますが、自由度が高い働き方で相場よりも給与が高い求人は一般的にはあまり存在しません。
実際には募集を終了しているのに掲載されている
エンゲージ釣り求人、ていうか怪しい求人多すぎて検索しづらい。
求人募集してる会社名でググったら、会社HP出てこないし。
あとベンダー求人多い— くるみ\( ˆoˆ )/ (@Ohadamxu) May 26, 2023
エンゲージに掲載されている求人で募集をしていないのに掲載されている求人は、いわゆる「カラ求人」です。
例えば、採用する気はないけれど良い人材が応募した時のために募集を残している、無料で掲載できるので会社の宣伝目的で掲載を続けている、助成金を目的としてトライアル求人を掲載しているケースは、明らかなカラ求人です。
このようなカラ求人は求人情報だけでは判断できないため、誤って応募してしまうことも少なくありません。
雇用契約を結ぶ前に個人情報等の機密情報を要求される
インディードやエンゲージなど大手の求人サイトでも闇バイトの求人募集があるらしい。「配送」「受け取りスタッフ」などのワードで募集。緊急連絡先として『実家住所』を訊かれると怪しいらしい。テレグラムに誘導されるともっと怪しい。情弱若者は犯罪集団に取り込まれるぞ?#モーニングショー
— 怒りのアビガン👹👹👹 (@C5H4FN3O2) March 20, 2023
企業への採用が決定すると入社手続きが行われ、その際に税務書類や給与振込のための口座情報などの個人情報を提出します。
しかし、怪しい求人では採用前にこれらの個人情報や機密情報(銀行口座やマイナンバーなど)が記載された書類の提出を求められることがあります。一般的な企業では、採用前にこのような情報の提出は求められません。
そのため、税務書類や口座情報のほか、運転免許証やマイナンバー、住民票など個人を特定できる情報の提出を採用前に求めてくる企業は、怪しいといえます。
雇用契約前に募集元企業から機密情報を求められた際は絶対に応じず、応募や選考を進めるのはやめましょう。
選考を進めるにあたって金銭を要求される
無料求人掲載システムの、エンゲージで仕事を探してみるのも、倍率が低くなりそうだから良いかも!って思って、ちょっと検索かけていたら、「存在があるかどうかすら怪しい会社」「どう考えてもねずみ講みたいな会社」「業務委託で成果報酬のみ支払うという恐ろしい仕事」がゴロゴロしてた。怖い。
— DAN爵🐿リスティング広告運用&WEB集客屋🦈 (@NYUSQUARE) July 8, 2019
エンゲージに掲載されている求人で応募時や選考中にテストや研修費用といって金銭を要求する企業への応募は、金銭的・法律的にトラブルに巻き込まれるリスクがあります。
ほかにも登録手数料などの名目で過剰な金額を要望されたり、何らかの形で商品購入代行を依頼された際は、速やかに辞退しましょう。
正規の求人では、面接や選考に際して求職者が金銭を支払う必要はありません。選考時に何らかの金銭を要求された場合は怪しい求人と判断して、選考を辞退することをおすすめします。
本来、求人サイトでは掲載前に審査が行われるため、詐欺的な求人は排除されます。しかし、エンゲージでも審査をすり抜けて詐欺的な求人が掲載されることがあります。
特に2023年から問題となっている、高齢者をターゲットに金銭を搾取する特殊詐欺グループの闇バイトも、某大手求人サイトに求人を掲載して募集していたことも明らかになっています。
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エンゲージの求人が怪しいと言われる理由
エンゲージの求人が怪しいと言われる理由の1つに、募集する側は「無料で求人を掲載できる」という背景があります。
これはエンゲージだけでなく、indeedやジモティーなども同様ですが、無料で求人を掲載できるサイトは怪しい求人が多い傾向にあります。
求人掲載に費用がかからないため、別企業名同内容の求人を複数出したり、詐欺的な危ない求人を出しやすい環境なのです。
エンゲージの運営元であるエン・ジャパン株式会社では、掲載企業・事業主、求人に対して審査を実施していますが、一部には巧妙に偽装した不適切な企業や求人が存在していることも事実です。
不適切な企業や求人に応募すると、重大なトラブルに巻き込まれるケースもあるため、仕事探しの際には十分な注意を払うよう公式サイトでも呼びかけられています。
エンゲージの怪しい求人を見極めるポイント
特に初めて転職活動をおこなう方などはエンゲージに掲載されている求人が怪しいかどうか、一見しただけでは判別できないかもしれません。
少しでも怪しいと感じた場合は応募しないのが無難ですが、怪しい求人に応募する際に見極めるポイントを紹介します。
企業情報や求人内容が曖昧
絶賛転職活動中で色々求人サイト見ていますが、インディードは怪しい求人盛り沢山。
所在不明の派遣?会社?とか。
でもマトモな会社もありました。
エンゲージも同じく。
ホームページはあるけど本社がシェアオフィス。地方の営業所?の所在がハッキリしない会社とか。
>RT— lirio (@frame_potato) March 20, 2023
求人を掲載する際、企業は情報や募集する職種の内容など、詳細に提示するものです。しかし、詳細がなく曖昧な表現のみという求人も存在します。
特に条件が設けられていない、抽象的な表現が多い、「やる気」があれば歓迎などの緩い条件の求人は、誰でもいいから人を集めて働かせたいブラック求人の可能性もあります。
詳しい内容がない求人の中には、実際に募集している職種が存在ないというケースもあるため、注意が必要です。
加えて、掲載企業や担当者の情報が不明な求人も、存在しない企業の求人や詐欺目的の可能性もあるため要注意です。
すぐに採用が決まる
なんか、エンゲージって求人サイト、行くたびに位置情報掴んでこようとするし、未経験okで10人以上募集と、同じこと書いてるとこばかりだし、怪しい求人多い気がするのだけれど、気のせい?出してる求人みんな急募で10人以上大量募集?
— りりまる (@ranyu_nyu) February 15, 2023
通常、求人を募集する企業は応募者から送付された応募書類の選考は1回~複数回面接を行い、採用者を決定します。
採用までにある程度時間をかけて選考を行うので、採用までの間に応募先企業の採用担当者と話をする機会もあるはずです。
最低限の採用フローがないまま採用に至る求人は、誰でもいいから人を集めたいブラック企業や個人情報の収集目的という可能性があるため、避けるべきです。
できるだけ早く仕事を見つけたいとしても、面接なし、採用担当者と話やメッセージのやり取りをする機会もないまま、書類選考のみで採用となる企業は怪しいと判断できるでしょう。
応募後のやり取りをLINEや機密性の高いアプリなどで執拗に行おうとする
#求人 #副業
※注意喚起※
大手求人サイト「エンゲージ」に求人を出して怪しい副業に誘導する会社が複数あります。
単純作業で高額給料で釣る→応募させる→選考の為にLINE誘導→「求人は締め切った。こちらの高額副業はどうですか?」— ポテイト(๑'ڡ'๑)@病💉 (@POTATOUMR) March 11, 2023
応募企業からの連絡手段は様々で、電話や直メールの他、LINEなどの外部アプリ・サイトでのやり取りを希望する企業もあります。
しかし、SNSでのやり取りに固執し、執拗にLINEなどSNSのIDを求められる場合や機密性の高いアプリでのコミュニケーションを求められる場合は、トラブルに巻き込まれるケースがあります。
その際はIDを伝えたりSNS・外部アプリでのメッセージのやり取りは行わないよう注意しましょう。
怪しい求人を避けるためには
エンゲージをはじめとした無料で求人を掲載できる求人サイトには、怪しい求人が紛れ込むことがあります。
そこで万が一、怪しい求人を見つけた場合の対処法を解説します。
企業の法人登記や連絡先を確認する
「株式会社」「有限会社」など法人格がある募集元については、法人登記の確認をしましょう。
法人格があるにも関わらず法人登記が確認出来ない場合は、実在しない企業である可能性が非常に高いため、応募は控えるのが無難です。
また、法人格があるケースや個人事業主での募集のケースについても、募集元の住所や連絡先が曖昧な場合は注意が必要です。調べた上で情報が見つからない場合は応募をやめましょう。
少しでも違和感を感じたら応募は辞退する
求人内容に問題を感じなかったとしても、応募後のやり取りで違和感を感じることもあり得ます。採用担当者は、企業を代表して求職者とのやり取りを行う存在です。
その採用担当者からのメッセージの文章が不自然だったり誤字脱字が多かったりする場合は、企業できちんと教育が行われていないと考えられます。
面接をしてみて、初めて違和感を感じることもあるでしょう。採用担当者がどう見ても慣れていない、採用する気があるのかわからない態度や対応を感じる企業は、カラ求人を出している可能性もあります。
このように、応募に企業と直接やり取りをする中で違和感を感じる場面がある場合は、応募を辞退するべきでしょう。
転職エージェントを利用する
転職サイトは自分で応募する求人を選べるメリットがありますが、一方で怪しい求人ではないかは自分で精査しなければいけません。
転職エージェントが怪しい求人を紹介してしまうと信頼問題に関わるため、基本的に安全な求人しか取引をしていません。
また、エージェントに求人を紹介されるからこそ、自分では見つけられなかった思わぬ出会いがあることもあります。
エンゲージで求人を探すのに疲れてしまった方はぜひ、一度転職エージェントに相談して求人を紹介してもらうのが良いでしょう。
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