成功報酬型求人広告サイトの重複応募問題

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成功報酬型求人サイトと違う求人サイトで同じ応募者から重複応募があった場合どうすべきか対応方法をまとめました。

複数の成功報酬型求人サイトを利用する企業が増えている

最近ではジョブセンスやモッピージョブのような採用課金型の成功報酬型求人サイトを、一つの媒体だけでなく複数の媒体で同時掲載している企業も増えてきました。その際に同じ応募者が別々のサイトから同時日に応募をされるケースがごく稀にあります。

問題になるのは採用に至った場合の対応をどうすべきか。掲載企業からすると「応募者(採用者)は一人なのに2名分払う必要はあるの?」という疑問を持たれます。利用規約にも明記されていないケースで、グレーな部分です。

応募者はなぜ重複応募するのか

応募者はなぜ複数サイトで同じ企業に応募するのかは直接聞かないとわかりませんが、1.採用お祝い金を複数サイトからもらおうとしている(できると考えている)。2.企業の対応が遅いため違うサイトからも応募した。3.複数サイトから応募すれば採用率が上がると勘違いしている・・・etc等が考えられます。

1に関してはずる賢い。2に関しては企業の対応に問題がある。3はそこまで非難すべき考え方ではない(捉え方次第では賢い)と私は考えます。

各企業の対応と紳士協定

結論から言うと「1名しか採用していないなのに2名分の料金を払う必要はない」です。媒体運営会社の対応として応募が早い媒体に採用費をもらう権利があると考える運営元が多いです。利用規約に明記しておらず、紳士協定のような形式になっています。

成功報酬型求人サイトの場合、秒単位で応募履歴が残るサイトが多いため、どちらが早いかは簡単にわかります。場合によっては「他社のほうが応募が早いという証拠を提出してくれ」という話になる場合もありますから、その際の証拠画像・証拠履歴として利用できます。

私が過去に担当した大手居酒屋チェーン運営企業に聞いたところ、各サイト運営会社は「応募履歴が早い企業が権利を保有する」ということに納得・理解しているところが多いそうです。実際にどの媒体なら大丈夫なのかはある程度リサーチできていますが、媒体元に迷惑が掛かる可能性や確定情報ではありませんので媒体元を公表するのは控えさせていただきます。

その他の例外ケース

その他の例外ケースも挙げておきます。

成功報酬型求人サイトと掲載課金型求人サイト

バイトルやマイナビバイトが該当します。こちらも「どちらが早いか」が焦点になります。管理画面から秒単位で履歴が残りますので、それが証拠履歴になります。

成功報酬型求人サイトと自社採用サイト

自社採用ページが該当します。こちらも「どちらが早いか」が焦点になります。リクオプなど応募管理システムを導入しているなら管理画面から秒単位で履歴が残りますので、それが証拠履歴になります。通常の採用サイトの場合でもメール受信履歴が残るはずなので、それが証拠履歴になります。

成功報酬型求人サイトと紙媒体

タウンワークやフリーペーパーなど紙媒体が該当します。この場合は成功報酬型求人サイトに権利が発生します。これは紙の場合は応募があったという証明ができないからです。電話応募に関しては応募が早い証明はもちろんのこと、応募があった事実すらも証明が難しいはずです。

※上述していますが利用規約上の観点からは成功報酬型に権利が発生するのは正しいです。企業は申込時に「利用規約に同意」しているため「知らなかった」は通用しません。損をすることになりますが、素直に支払いましょう。どうしてもリスク回避したいなら成功報酬型求人サイトの掲載を一時ストップさせる必要があります。

補足・応募者対応方法

できれば応募者に「なんで複数サイトから応募しているの?」と聞いたほうがいいです。勘違いしている可能性もあるため応募者にも「2つのサイトからお祝い金をもらえるわけではない」ことや「うちとしてはA社のサイトからの応募が早いから、A社から採用したという認識で、採用の申請もA社にします」と説明するのが親切な対応かと思います。

多くの成功報酬型求人サイトは「採用お祝い金システム」を導入しています。応募者も勘違いして両方のサイトから「採用申請」を送るケースがあります。面接の段階で両者(応募先企業と応募者)の認識を合わせておけば、のちのち揉めることもありません。

もし媒体元に確認がとれているのであれば「これは掲載企業の理屈ではなく、媒体元にも確認を取っている」と説明してもいいかもしれません。

注意点

注意してほしいのが全ての成功報酬型求人サイトが紳士協定に同意しているわけではありません。結局は企業単位での対応に分かれます。運営年数が一定数ある媒体なら過去に同じ事例が発生しているはずなので対応方法のマニュアルが確立されていますが、運営年数が若い企業はケースバイケースで対応していると思います。

心配であれば面接・採用する前に運営元に確認することをおススメします。その際に「他社サイトの応募状況・応募履歴に関係なく、自社サイト経由の応募者を採用したら全て課金対象」という説明をされたら、応募者を不採用にすることも検討しなければいけません。

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まとめ

重複応募の問題は本当にごく稀なケースですが、最近相談されることがあったため掲載企業と求職者両方から「成功報酬型求人サイトの普及率が上がってきた」のだと思います。採用課金型の成功報酬型求人サイトの場合、ちょっと面倒なことも発生しますが上手に活用してください。

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