キャリアコーチングは怪しい？騙されないために確認するべきことを徹底解説！

キャリアコーチングを検討している方の中には、怪しくないのかと不安に感じる方も多いかと思います。

この記事ではキャリアコーチングは本当に怪しいのか、怪しいと言われる理由や騙されないためにするべきことを解説します。

キャリアコーチングが怪しい理由

キャリアコーチングが怪しいと言われる理由について、以下でそれぞれ解説していきます。

有料のサービスだから

キャリアコーチングは、2017年ごろから出てきた有料の転職相談サービスです。

従来の転職サービスは転職エージェントのような、求人の紹介と転職サポートを無料で受けることができるサービスを思い浮かべるかもしれません。

転職エージェントがなぜ無料で使えるかと言うと、紹介した企業に求職者が入社したときに、企業から採用報酬が支払われる成功報酬型のビシネスモデルだからです。

そのため、求職者1人1人に向き合うというよりは条件マッチングにならざるを得ない構造があり、一部のエージェントに至っては内定時の強引な意思決定を促してくるといった問題もありました。

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そんな中出てきたのがキャリアコーチングです。

キャリアコーチングは転職エージェントとは違って求人を紹介しない代わりに、求職者自身からお金を貰うことで個人に向き合う転職サポートを売りにしています。

ですが、これまでユーザーにとってはお金をかけて転職活動をすることが当たり前ではなかったため、「怪しいのではないか」という声が出ているのが実情です。

関連記事：有料で転職相談ができるサービス15選！料金や特徴を徹底比較します！

料金が高額だから

キャリアコーチングを提供している会社はいくつかありますが、料金相場は30万円以上するサービスがほとんどです。

以下で実際に5社のキャリアコーチングサービスの料金を比較してみました。

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個人が支払う金額としては決して安いとは言えないですよね。怪しいと言われてしまうのも仕方がない気がします。

キャリアコーチングの料金が高い理由については以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事：キャリアコーチングの料金が高いって本当？各社を比較して一番安いサービスを紹介！

無形商材だから

キャリアコーチングは自己分析やキャリアビジョンの設計といったサポートがメインのサービスなので、商材としては無形に分類されます。

さらには転職エージェントのように求人を紹介するわけではないので、求人選定や求人の応募は自分でやる必要があり、どうしても転職サポートとしては価値を直接的には感じにくいサービスです。

そのため、自己啓発などと言われていたり、宗教や詐欺なのではないかと疑われています。

また、キャリアに決まった正解はないため、使った本人しか効果を実感することができないのも怪しいと言われてしまう要因の一つかもしれません。

キャリアコーチングは実際に怪しいのか

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キャリアコーチングは実際に怪しいのかと言われると、一部のサービスは怪しいと言わざるを得ません。

2017年に業界のパイオニア的存在である「ポジウィル」がサービスを開始以降、キャリアコーチング市場は急速に拡大しており、新規参入が増えています。

転職エージェントは人材紹介免許が必須ですが、キャリアコーチングは民間資格が存在しているのみで、誰でもキャリアコーチを名乗ることができます。

そのため、中には怪しいサービスも混在してしまっています。

特に「年収アップ」を売りにしているキャリアコーチングは注意が必要です。

なぜなら年収はその人自身がもつ経験やスキル、または業界構造や会社規模によって決まるものなので、必ずしも全員が上がるものではないからです。

では、実際にどうやって怪しいサービスを見抜くのか次で具体的に紹介します。

怪しいキャリアコーチングサービスを見抜く方法

怪しいキャリアコーチングを見抜く方法を以下で解説します。

今検討しているサービスが怪しいかどうか不安な方はぜひ参考にしてみてください。

公式HPを確認する

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特に公式HPに「料金が記載されているか」をチェックしましょう。

キャリアコーチングは有料サービスなので、公式HPに料金が記載されていない会社は要注意です。

なぜなら、そういった会社は無料カウンセリングを受けて初めて料金が分かるからです。

中には無料カウンセリングでしつこく営業をされ、断れずにそのまま契約してしまったという方もいらっしゃいます。

有料サービスにもかかわらず料金を隠すのは必ず理由があるので、怪しいと感じたら公式HPに料金が記載されているサービスを選ぶのが無難でしょう。

口コミを確認する

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怪しいキャリアコーチングは口コミの評判も悪いです。

キャリアコーチングを利用する前に、ネットの口コミをしっかり確認しましょう。

口コミが少ない、または悪い書き込みがあるサービスには注意が必要です。

年収200万台の人に120万＋金利18%近くのローンを組んで買わせる。それがキャリドラです。#詐欺 #キャリドラ #キャリファミ #訴訟

— 詐欺集団キャリドラを訴訟したい (@AprilCo32668149) August 22, 2023

届いたDMの1人がこれ言ってました。バイトしながら月々支払ったらいいと言われてバイト探したり紹介されたり。ありえないだろ！人の人生をゴミのように扱う集団です。 #キャリドラ #キャリファミ #詐欺 #訴訟 #自殺 https://t.co/eqx4YB5aL2

— キャリドラという人生を台無しにするクソサービス (@JamieLe80512538) August 7, 2023

一方、ポジウィルキャリアやマジキャリのように良い口コミがあるサービスも存在します。

第一希望の会社に合格しました💮

本当に嬉しい😊　ポジウィルでお世話になった小西さんをはじめ、家族や友人、自己理解を好きになり自分を変えるキッカケになった八木仁平さん多くの方に感謝を伝えたいと思います。

この転職が目的で終わらないように次の会社できちんと頑張ってキャリアを築く😎

— ゆうき＠ポジウィル受講生 (@koyabu_129) March 19, 2024

キャリアコーチングを受けて一番良かった事は自分がどう生きて行きたいのかを知れた事。自分の事って中々わからないしプロのコーチが一緒に考えてくれなかったらこの結果に辿りつかなかったと思う。本当に受けてよかったな〜　#マジキャリ

— ちな (@ti_na0621) January 25, 2023

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怪しいサービスに騙されたくないという方は、以下のキャリアコーチングがおすすめです。

無料カウンセリングで判断する

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自分の悩みをちゃんと聞いてくれるコーチなのかを確認しましょう。

キャリアコーチングの無料カウンセリングは、有料のコースを売るための営業的な側面があります。

良いサービスであれば、きちんと悩みに寄り添ってくれた上で提案をしてくれるため安心感があるのですが、怪しいキャリアコーチングの場合はしつこく営業トークをゴリ押ししてくる可能性があります。

ですので、怪しいサービスかどうか見極めるという意味でも、まずは無料カウンセリングを受けてみるのをおすすめします。

無料カウンセリングの申し込み方法は以下の記事でも解説しているので、参考にしてみてください。

関連記事：無料でお試しできるキャリアコーチング5選！安く使う方法も紹介します！

キャリアコーチングに騙されないための対処法

ここまで怪しいキャリアコーチングの見分け方について紹介してきましたが、以下では騙されないためにどうすればいいのかを解説します。

不安を感じたらきっぱり断る

怪しいキャリアコーチングに騙されてしまう人の特徴として、きっぱり断れないというのが挙げられます。

無料カウンセリングで違和感を感じたにも関わらず、そのまま契約して後悔した…という人は意外と多いのです。

そうならないためにも、自分が不安に感じたポイントをしっかりと確認して、それでも解消されなければきっぱりと断るのが良いでしょう。

費用対効果がありそうか考える

怪しいキャリアコーチングの中には、ローンを組ませてでも契約させようとするサービスも存在します。

キャリアコーチングはあくまで自己投資であり、株などと同じように金銭的に余裕のある範囲で行うのが良いです。

生活費を削ってまでキャリアコーチングを受けることを検討している方は、一度冷静になって「費用対効果が本当にありそうか？」を考えてみるのをおすすめします。

複数のサービスを比較検討する

怪しいキャリアコーチングに騙されないためには、複数のサービスの無料カウンセリングを受けてみて比較検討して決めるのがおすすめです。

というのも、キャリアコーチングも転職エージェントと同じように結局は担当者次第である側面も強いため、コーチとの相性が重要だからです。

ですので、1社だけで決めるのではなく、複数のサービスの無料カウンセリングを受けた上で一番良いと思ったキャリアコーチングに申し込むのが良いでしょう。

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複数のサービスを比較したい人は筆者おすすめの以下のキャリアコーチングも検討してみてください。

関連記事：キャリアコーチングおすすめ12選を徹底比較！失敗しない選び方も解説【2024年最新】

キャリアコーチングのメリット

キャリアコーチングが怪しいと感じる方向けに、キャリアコーチングのメリットを以下で解説します。

利害関係がないため真剣に相談に乗ってくれる

転職エージェントが真剣に相談に乗ってくれないわけではありませんが、転職エージェントは紹介した求職者が採用されたとき、企業から報酬を得られるビジネスモデルです。

そのため組織や個人のノルマを達成するために「転職させやすい人材」から優先順位をつけられます。

それによりフリーターや既卒といった経験スキルが少ない人や、40代や50代といった年齢層の求職者は「すぐに紹介できる求人がない」として相談に乗ってくれない会社も存在します。

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転職エージェント側にとって「そもそも転職活動しようか悩んでいる人(転職する予定がない人)」は1円の利益にもならないため相手にされません。

一方でキャリアコーチングは個人からお金をもらうビジネスモデルであるため、求職者に向き合って相談に乗ることが可能です。

また、大前提として求人を紹介しないため「そもそも転職活動しようか悩んでいる」「転職活動する気はないがキャリア相談はしたい」「面接対策だけお願いしたい」といった転職エージェントが対応しない人や相談にも対応してくれるのが最大のメリットです。

自己分析をすることで入社後のミスマッチを防げる

キャリアコーチングでは主に自己分析のサポートをメインにおこないます。

というのも、自己分析をせずに転職活動をしてしまうと条件だけで求人を選んでしまったり、スキルや経験の棚卸しができていないために面接で苦戦してしまったりということがよく起こります。

その結果、本当に自分に合った仕事や会社なのかということを精査しないまま転職してしまい、入社後にミスマッチを感じてしまうケースが多いです。

特に20代で短期離職を繰り返してしまうとキャリアに悪影響を及ぼすため、転職する際にはしっかりと自己分析をすることをおすすめします。

関連記事：仕事で何がしたいかわからない20代必見！転職してやりたい仕事を見つける方法を解説

キャリアコーチングのデメリット

キャリアコーチングにはメリットがある一方で、デメリットも存在します。

そこで、以下ではキャリアコーチングのデメリットを解説します。

求人を紹介してくれない

キャリアコーチングは転職エージェントのように求人を紹介するということができません。

なぜなら、個人からお金をもらって求人を紹介するというのは職業安定法の法律に違反しているからです。

そのため、キャリアコーチングを受けても実際の転職活動は自分で応募先の企業を探す必要があります。

あくまでキャリアコーチングは自己分析をサポートするサービスなので、求人紹介や選考対策をメインにしてほしいという方は転職エージェントを使ったほうがいいでしょう。

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とりあえず自分に合った求人を探してみたい方は幅広い業界、職種の求人を取り扱っている転職サービスがおすすめです。

必ず転職が成功するとは限らない

キャリアコーチングを提供している会社の中には「やりたい仕事が見つかる」「年収がアップする」といった転職成功を売りにしている会社もありますが、キャリアコーチングを受けたからといって必ずしも転職が成功するとは限りません。

それはサービスが悪いというわけではなく、転職は個人の頑張りに左右されるところが大きいからです。

そのため、キャリアコーチングを受ければ転職が成功する！と盲目的にならずに、あくまで転職活動をおこなうための1つのツールとして活用するのが正しい使い方と言えるでしょう。

キャリアコーチングが怪しいと感じる方へ

ここまでキャリアコーチングが怪しい理由や怪しいサービスの見分け方について解説してきました。

キャリアコーチングは個人がお金を払うことから怪しいと思われがちのサービスですが、一部を除いて、しっかりと実績を出しているサービスも多く存在します。

そのため、自分のキャリアや進むべき道を明確にしたいという方にとってはおすすめのサービスであると言えますし、自己分析をしっかりすることで入社後のミスマッチを減らすこともできます。

最後に筆者おすすめのキャリアコーチングサービスを以下で紹介するので、怪しいサービスに騙されたくない！という方はぜひ比較検討してみてください。