「仕事で何がしたいかわからない…」と悩む20代は多いです。
しらべぇ「やりたいことについての調査」によると、20代でやりたいことがわからないと回答した男性は46.2%、女性は55.8%となっています。
とくに女性はやりたいことで悩む傾向が強く、厚生労働省の「第2節 世代別にみた意識と就業行動」によると、仕事上の悩みで男性の1位が「賃金が低い」であるのに対し、女性は「仕事の内容」が1位となっています。
そこでこの記事では、なぜ仕事で何がしたいかわからない20代が多いのか、転職してやりたい仕事を見つける方法を解説していきます。
目次
仕事で何がしたいかわからない20代が多い理由
仕事で何がしたいかわからない20代が多い理由はいくつかありますが、そのひとつに「SNSの普及」が挙げられます。
終身雇用が前提だった時代から転職が当たり前の社会に移ろっていく中で、生き方や働き方の多様性がSNSなどを中心に発信されるようになりました。
Youtuberやフリーランス、副業やリモートワークなどが注目され、成功している人を目にする機会が増えたことで、自分の現状と比較して「自分にはもっと向いている仕事があるのではないか」と考える20代が多くなっているのです。
株式会社プラスエイトが全国の20代男女1,012人を対象に実施した「自己実現」に関する調査では、以下のような回答結果でした。
- 明確にある:20.4%
- 曖昧だけどある:57.1%
- 特になし:22.5%
- 思い描いた通りにできている:9.3%
- ある程度できている:41.2%
- あまりできていない:39.0%
- 全くできていない:10.5%
理想の人生設計があると答えた20代が7割を超えているのに対し、約半数が今のところ自己実現できていないと回答しています。
仕事で何がしたいかわからない20代が迎える末路
「仕事で何がしたいかわからない…」と悩む20代が今の状態を放置してしまうとどうなるのかを以下で解説します。
今の仕事が辛くなる
仕事で何がしたいかわからない…という状態だと目の前の仕事に集中できず、成果を出すことも難しいでしょう。
仕事で成果が出なければやりがいも感じにくいので、今の仕事が辛くなる場合も多いです。
この記事を読んでいる方の中には、今のやりたい仕事でもないのに、なんのために働いているんだろう?と悩んだことのある人もいるかと思います。
その状態を30代まで放置してしまうと、年齢だけが上がってしまって転職すること自体が難しくなってしまうので、早めの行動をおすすめします。
最悪の場合、メンタルを崩してしまう可能性もあるため、くれぐれも今の状態を放置しないでください。
関連記事:「仕事で何がしたいかわからない…」と悩む30代向け!やりたい仕事を見つける転職術を解説
プライベートの充実を求める
仕事で何がしたいかわからないと、代わりにプライベートを充実させようとする人が一定数います。
もちろん、プライベートが充実していることに越したことはありません。
しかし、仕事の現実から目を背けてプライベートを充実させようとすると、「仕事=苦痛」が当たり前となってしまうため、注意が必要です。
日々の生活では、プライベートの時間よりも仕事をしている時間のほうが長いので、せっかくならば自分に合った仕事に就いてどちらも充実させることをおすすめします。
転職してもうまくいかない
仕事で何がしたいかわからないまま転職をしてしまうと、入社後にミスマッチを感じてしまい、うまくいかないことが多いです。
ましてや、自分が何がしたいかわからない状態だと志望動機なども企業に合わせたものになるため、そもそも面接で落ちてしまう可能性もあります。
逆に、自分がどんなことにやりがいや苦痛を感じるのかさえ明確にできれば、それに沿った求人選定をすることで転職後のミスマッチを防ぐことができます。
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20代が仕事で何がしたいかわからない状態から抜け出す方法
仕事で何がしたいかわからない状態を放置するのは20代という貴重な時間を無駄にしてしまうため、あまりおすすめしません。
そこで、以下では仕事で何がしたいかわからない状態から抜け出す方法を解説します。
目の前の仕事で成果を出すことに集中する
前提として、仕事のやりがいとは、仕事内容だけで決まるものではありません。
お客様を騙すような商売なら話は別ですが、それ以外であればどんな仕事でも成果を出せば周りに評価され、おのずと自分の仕事に自信が持てるようになるでしょう。
そのため、仕事で何がしたいかわからない状態であれば、まずは目の前の仕事で成果を出すことをおすすめします。
成果を出して周りに認められてもなお、仕事が自分に合っていないと感じるのであれば、転職を視野に入れると良いでしょう。
転職活動をしてみる
仕事で何がしたいかわからない場合、転職活動をしてみるのも一つの手です。
目の前の仕事で成果は一定出せたけど、それでもやりがいを感じられない、なんか違う気がするという場合は環境が合っていない可能性が高いです。
そのため、転職活動をしてみることで「自分が本当にやりたい仕事は何か?」について深く考える時間を設けてみることをおすすめします。
その際に、今の自分の市場価値を確かめたい!という人はビズリーチのような転職サービスを利用してみるのが良いでしょう。
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20代が転職してやりたい仕事を見つける方法
仕事で何がしたいかわからないと悩んでいる20代の中には「転職してもやりたい仕事が見つかるのか」と不安に感じている方もいるかと思います。
そこで転職してやりたい仕事を見つける方法を以下でそれぞれ解説していきます。
自己分析をする
この記事を読んでいる人の中には、新卒時の就職活動で自己分析をされた方も多いと思いますが、今こうして転職を考えている時点で「自己分析ができた」とは言えないはずです。
新卒時の就職活動でしっかり自己分析をしたように思えても、結局は志望先企業に受かるために都合の良いように解釈した自己分析になっていたケースも多いです。
間違った自己分析をしてしまうと、入社後にミスマッチを感じてしまう原因となってしまうため、自己分析は「企業に受かるため」ではなく「自分が生き生きと働くため」にするのが良いでしょう。
ただし、自分1人で自己分析をしてしまうと客観性に欠け、都合の良いように解釈してしまうのが人間の性ですので、新卒時にできなかった人はキャリアコーチングを活用してプロと自己分析するのをおすすめします。
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関連記事:キャリアコーチングおすすめ12選を徹底比較!失敗しない選び方も解説【2024年最新】
長期視点で考える
仕事で何がしたいかわからないと悩む人の中には、転職=魔法の杖とイメージする方もいるのですが、1回の転職で理想をすべて叶えることはなかなか難しいです。
転職は一足飛びではなく、最終的に理想の仕事に就くために必要な経験を1社〜2社で積むという長期視点で考えるのが良いです。
引用元:末永雄大著『成功する転職面接』
例えば、「年収の高い仕事に就きたい」という理由でインセンティブの高い不動産業界に転職しても、「残業時間やノルマがきつい」という理由で再び転職される方が一定数います。
これは前項の自己分析がしっかりおこなえていないことに加え、短期的な「年収の高い仕事=幸せ」という軸で転職をしてしまったことが原因です。
もちろん年収が高いことに越したことはありませんが、あなたにとって何が一番大事なのか?を長期視点で考えないと、目先の条件に惑わされてしまうため注意が必要です。
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何がしたいかわからない20代が仕事探しをするときのポイント
転職したいけど何がしたいかわからない20代が仕事探しをするときのポイントを以下で解説します。
汎用性の高い仕事を選ぶ
何がしたいかわからない状態で転職活動をする場合、なるべく汎用性の高い仕事を選ぶのがおすすめです。
仕事で何がしたいかわからないうちに専門的なスキルをつけても、結局やりたいことが違ったときに手戻りが発生してしまうので、必ずしも手に職があれば良いとは限らないからです。
汎用性の高い仕事とは、専門的な仕事とは逆で「どの会社に行っても通用するスキル」が身につけられる仕事を指します。
例えば、論理的思考力であればコンサル、数字分析能力であればマーケティングといった仕事が当てはまります。
目先の条件で選ばない
仕事で何がしたいかわからない20代が転職するときにやりがちなのが「目先の条件面で選んでしまう」ことです。
先ほど述べた不動産業界の例のように、年収と労働時間はトレードオフする可能性があるので、目先の条件だけで選んでしまうと後々ミスマッチに繋がる可能性があります。
そのため条件面ではなく、あくまでも自分にとって一番優先したいことは何か?で選ぶようにしましょう。
仕事で何がしたいかわからない20代へ
しかし、その状態を放置して30代になってしまうと転職がしにくくなるどころか、ますますその悩みにつきまとわれることになります。
ですので今20代で何がしたいかわからないと思っている方は、ぜひ一度キャリアのプロに相談し、自分に合っている仕事を見つけていくことをおすすめします。
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