内定者懇親会の案内メールが届いたものの「どう返信すればいい?」「不参加でも大丈夫?」「欠席理由はどう書けば失礼にならない?」と悩む就活生は少なくありません。
特に、内定者懇親会の参加・不参加メールは、社会人として初めて企業とやり取りする場面になることも多く、件名や返信速度、言葉遣いに不安を感じやすいポイントです。
本記事では、内定者懇親会の参加メール・欠席メール・当日キャンセルメールの書き方を例文テンプレート付きでわかりやすく解説します。
内定者懇親会に参加する場合の返信メール例文
【件名】Re:内定者懇親会の案内
〇〇株式会社
人事担当 〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部4年の鈴木太郎と申します。
内定者懇親会開催のご連絡ありがとうございます。
懇親会にはぜひ参加させていただきたく存じます。
よろしくお願い致します。
明治大学 文学部 文学科
鈴木太郎(すずき たろう)
080-1111-1111
返信メールのポイント
- 件名は変更しない
- 返信は24時間以内が理想
- LINE感覚の短文は避ける
- 最後に署名を記載
メール文面はシンプルで構いません。内容よりもメールが届いたらすぐに返信することが大切です。連絡がないと企業の担当者が不安になります。
内定者が多い企業は人事が全ての内定者の名前を把握できていません。同じ大学でも複数の内定者がいるため、最後の署名では所属学科まで記載できると丁寧です。読みづらい名前の方は漢字名のあとにヨミ仮名をふってあげると親切です。
件名は「Re:」を消さず返信する
内定者懇親会の返信メールでは、件名の「Re:」は消さずに返信するのが基本です。
件名を変えてしまうと、企業側が元の案内メールとのつながりを確認しづらくなる場合があります。人事担当者は複数の内定者と同時にやり取りしているため、件名はそのままにしておいたほうが管理しやすくなります。
「Re:内定者懇親会のご案内」のように、そのまま返信すれば問題ありません。
スマホ返信でも問題ない
内定者懇親会の返信メールは、スマホから送っても問題ありません。
大切なのは、パソコンから送るかスマホから送るかではなく、文章が読みやすく、失礼のない内容になっているかです。スマホ返信の場合は、改行が少なく文章が詰まって見えたり、予測変換による誤字が残ったりしやすいため注意しましょう。
送信前に、宛名・名前・日時・参加可否に間違いがないか確認しておくと安心です。
「了解しました」は避けたほうが無難
内定者懇親会の返信メールでは「承知いたしました」を使うのが無難です。
「了解しました」でも意味は伝わりますが、ビジネスメールではややカジュアルに見えることがあります。企業とのやり取りに慣れていないうちは、少し丁寧すぎるくらいの表現を選んでおくと安心です。
難しい敬語を無理に使う必要はありませんが「承知いたしました」「ご連絡ありがとうございます」など、基本的な言葉遣いは押さえておきましょう。
返信は24時間以内が理想
内定者懇親会の返信メールは、できれば24時間以内に返信するのが理想です。
企業側は参加人数の確認、会場予約、席の調整などを進めているため、返信が早いほど準備しやすくなります。参加する場合はもちろん、不参加の場合でも早めに連絡することで、相手への配慮が伝わります。
もしも参加・不参加の確定に時間がかかりそうな場合は、まずメールを確認した旨、確定に時間がかかる旨、その理由、いつまでに返事ができることを伝えましょう。
遅くても48時間以内が目安です。それ以上になってしまった場合は一言「ご返信が遅れてしまって申し訳ありませんでした」という文章を添えましょう。
LINE感覚の短文返信は避けたほうが無難
内定者懇親会の返信メールでは、LINEのような短文だけの返信は避けたほうが無難です。
たとえば「参加します!」「了解です!」「よろしくお願いします!」だけだと、学生同士のやり取りとしては自然でも、企業側には少しラフすぎる印象を与えてしまう可能性があります。
NG例:
「参加します!よろしくです!」
OK例:
「懇親会には参加させていただきます。よろしくお願いいたします。」
特に、企業とのメールは「社会人としてのコミュニケーション」を見られる場面でもあります。長文を書く必要はありませんが、「お世話になっております」「ご連絡ありがとうございます」など、最低限のビジネスマナーを意識することが大切です。
また、絵文字・顔文字・過度な省略表現は避けたほうが安全です。シンプルでも丁寧な文章を意識するだけで、印象は大きく変わります。
※以下の返信メール文例では担当者の記載と署名を省略しているので注意してください。
内定者懇親会を部活で欠席する場合の返信メール例文
内定者懇親会の日程を確認させていただきました。
大変申し訳ありませんが、最後の大会直前の状況で
上級生の私が練習を休んでも問題がないか
監督やコーチとも一度相談させていただきたいと思います。
参加が確定になりましたら改めてご連絡させて頂きます。
ご迷惑おかけしますがよろしくお願い致します。
内定者懇親会を旅行で欠席する場合の返信メール例文
内定者懇親会の日程を確認させていただきました。
大変申し訳ありませんが、その日を含めた日程で
以前から卒業旅行を予定しておりました。
ツアー会社にキャンセル可能か確認させて頂きますので
参加が確定になりましたら改めてご連絡させて頂きます。
ご迷惑おかけしますがよろしくお願い致します。
不参加返信メールのポイント
「参加できません。欠席します。」と結果だけ伝えると、「〇〇君は入社意欲や協調性が高くないのかな?」「参加したくないのかな?」と思われてしまいかねません。内定辞退も疑われます。
なぜ辞退するのか、参加が難しいのかを伝えること、参加にあたって努力していることを伝えるのが大切です。あくまで企業に伺いを立てる姿勢で「自分なりに努力しましたがキャンセルできますか?」と伝えれば、よほどのことでない限りは企業の担当者も理解してくれます。
内定者懇親会を欠席する場合の返信メール例文
【件名】Re:内定者懇親会のご案内
〇〇株式会社
人事担当 〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部4年の鈴木太郎と申します。
この度は、内定者懇親会のご案内ありがとうございます。
大変申し訳ありませんが、当日は予定が重なっているため、今回は欠席させていただきたく存じます。
せっかくご案内いただいたにもかかわらず申し訳ありません。
入社までにまた皆さまとお会いできる機会を楽しみにしております。
何卒よろしくお願いいたします。
内定者懇親会で印象が悪くなりやすい断り方
内定者懇親会を欠席すること自体が、必ずしも悪い評価につながるわけではありません。
ただし、伝え方によっては「入社意欲が低いのかな?」「社会人としての優先順位に不安がある」と受け取られてしまうケースがあります。
特に「アルバイトがあるため参加できません」「ゼミがあるので欠席します」と結果だけを伝えてしまうと「事前に調整できなかったのか?」と思われやすいため注意が必要です。
企業側も学生生活を優先すべき時期であることは理解しています。しかし、内定者懇親会は数週間〜数カ月前から日程調整されていることも多く、企業側としては「できる限り参加しようとしてくれたか」を見ています。
そのため、どうしても参加が難しい場合は「調整を試みたものの難しかった」「できれば参加したかった」という姿勢を伝えるだけでも印象は大きく変わります。
また、当日のドタキャン・無断欠席・連絡なしの遅刻は避けましょう。会場予約や人数調整をしている企業も多いため、社会人としてのマナーを疑われてしまう可能性があります。
「人見知りだから不安」「同期と話せるか心配」「正直少し面倒」と感じる内定者は珍しくありません。ただ、企業側も内定者同士の交流や不安解消を目的に開催しているケースが多いため、特別な事情がない限りは、一度参加してみることをおすすめします。
内定者懇親会を体調不良で当日欠席する場合の返信メール例文
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部4年の鈴木太郎と申します。
さきほどお電話させて頂きましたが不在とのこと
でしたので、メールにてご連絡させて頂きます。
本日の内定者懇親会ですが具合が悪く
体調不良のため、お休みさせて頂きたいと思います。
開催していただきながら当日休むことになり
大変申し訳ありません。
取り急ぎ不参加の旨をご連絡させていただきます。
よろしくお願い致します。
当日不参加メールのポイント
まず電話で伝えることが大切です。担当者が外出(離席)している場合も多いと思いますが、電話で伝言をお願いし、次にメールで不参加の旨を連絡しましょう。
メールでも「電話をしたけど不在でした」という一言を添えてみてもいいと思います。居酒屋やホテルを人数分予約しているため、企業側が企画したとはいえ金銭的な損害が発生します。
メールと電話両方を使ってお詫びの気持ちを伝えましょう。
内定者懇親会に遅れて参加する場合の返信メール例文
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部4年の鈴木太郎と申します。
内定者懇親会開催のご連絡ありがとうございます。
大変申し訳ありませんが当日はバイト(授業)があるため、
少し遅れての参加は可能でしょうか。
ご迷惑お掛けしますがよろしくお願い致します。
内定者懇親会に遅刻して参加する場合のポイント
基本的には、遅刻をしないよう調整するのがマナーです。しかし、授業・ゼミ・部活動・アルバイトなど、どうしても外せない予定がある場合は、事前に相談したうえで途中参加するケースも珍しくありません。
特に、平日夜開催の懇親会や「参加できる方のみご参加ください」と案内されている場合は、途中参加でも問題ないケースがあります。
大切なのは、無断で遅刻するのではなく「参加したい意思があること」と「事前に相談する姿勢」をきちんと伝えることです。
また「遅れます」と一方的に伝えるのではなく「途中参加は可能でしょうか」と確認ベースで相談すると、丁寧な印象になります。
内定者懇親会で理解されやすい欠席理由とは?
内定者懇親会は、すべてのケースで「絶対参加」が求められるわけではありません。
特に、内々定段階のカジュアルな懇親会や「参加できる方のみご参加ください」と案内されているイベントであれば、不参加でも大きな問題にならないケースがほとんどです。
企業側も「学業・部活動・卒業準備など、学生生活を優先すべき時期」であることは理解しています。そのため、やむを得ない事情がある場合は、無理に参加を強制されることは基本的にありません。
実際に理解されやすい理由としては「最後の大会前で部活動を優先したい」「卒業論文の締切直前で作業に集中したい」「以前から卒業旅行を予定していた」などがあります。
大切なのは、単純に「行けません」と伝えるのではなく「できれば参加したい気持ちはあるが、今回は難しい」という姿勢を見せることです。
一方で、内定式後の正式な内定者懇親会は、参加前提で考えられているケースも少なくありません。特に10月以降のイベントは「入社準備の一環」として扱われる場合もあるため、安易な欠席は避けたほうが無難です。
また、大手企業では企業側が日程を決定するケースが多いですが、少人数採用の企業では、事前に内定者へ参加可能日を確認したうえで日程調整する場合もあります。
内定者懇親会が不安・行きたくないと感じたら?
「同期とうまく話せるか不安」「人見知りだから気が重い」「ぼっちになりそうで不安」「正直そこまで参加したくない」と感じる学生は少なくありません。
特に、就活直後は精神的にも疲れている時期なので「できれば行きたくない」と感じること自体は自然なことです。
ただし、特別な理由がないにもかかわらず、そっけなく欠席だけ伝えてしまうと「入社意欲が低いのかな?」と企業側に不安を与えてしまう可能性があります。
そのため、どうしても参加が難しい場合は、できる限り丁寧な言葉で返信し、企業側への配慮を見せることが大切です。
内定者懇親会は、企業が内定者同士の交流や不安解消のために開催しているケースがほとんどです。絶対参加ではない場合もありますが、特別な事情がない限りは、一度参加してみることをおすすめします。
内定者懇親会メールでよくある質問
返信しないとどうなる?|無視は印象悪化につながる可能性あり
内定者懇親会の案内メールを無視したからといって、すぐに内定取消になることは基本的にありません。ただし、企業側は参加人数の確認や会場予約の調整を行っているため、返信がない状態が続くと「入社意欲が低いのかな?」「連絡が取りづらい人かもしれない」と不安を感じるケースがあります。
特に、返信期限が記載されている場合は注意が必要です。参加・不参加どちらでも問題ないため、まずは早めに返事をすることを意識しましょう。
返信が遅れた場合はどうする?|まずは一言お詫びを添える
返信が遅れてしまった場合は、まず一言お詫びを添えてから返信すれば問題ありません。
たとえば「ご返信が遅くなってしまい申し訳ありません」と入れるだけでも、丁寧な印象になります。企業側も学生が授業・部活・アルバイト・就活で忙しいことは理解しています。大切なのは、返信が遅れたあとにそのまま放置しないことです。気づいた時点でできるだけ早く連絡しましょう。
親への相談を理由にしてもいい?|家族確認は問題ないケースが多い
親への相談を理由にすること自体は問題ありません。特に、遠方開催・宿泊を伴う懇親会・交通費負担が発生するケースでは、家族と相談する学生も少なくありません。
ただし「親がダメと言っているので行けません」と一方的に伝えるよりも、「家族とも相談したうえで参加可否をご連絡させていただきます」と柔らかく伝えるほうが印象は良くなります。企業側も学生の立場を理解しているため、誠実に相談する姿勢を見せることが大切です。
服装の質問はメールでしてもいい?|事前確認しても失礼ではない
服装指定がない場合、不安であればメールで確認しても問題ありません。実際に「私服で大丈夫ですか?」「スーツ着用でしょうか?」と質問する内定者は多くいます。
特に、懇親会・食事会・オフィス見学などは企業によって雰囲気が大きく異なるため、事前確認しておくと安心です。その際は「当日の服装について確認させていただけますでしょうか」と丁寧に聞けば失礼にはなりません。
欠席したら内定取消になる?|基本的に内定取り消しにはならない
内定者懇親会を欠席しただけで、内定取消になることは基本的にありません。懇親会はあくまで交流目的で開催されるケースが多く、法的な参加義務もありません。
ただし、無断欠席・連絡なし・当日ドタキャンなどは印象が悪くなる可能性があります。企業側も人数調整や会場予約を行っているため、欠席する場合はできるだけ早めに連絡しましょう。どうしても参加が難しい場合でも、丁寧に理由を伝えれば大きな問題になるケースはほとんどありません。
まとめ|内定者懇親会メールは「早め・丁寧」が基本
内定者懇親会の返信メールで最も大切なのは「早めに返事をすること」と「相手への配慮を伝えること」です。
企業側も、単純に飲み会を開きたいわけではなく「入社前の不安を減らしたい」「同期との交流機会を作りたい」「内定辞退を防ぎたい」といった目的で懇親会を開催しています。
そのため、参加する場合は感謝を伝えること、不参加の場合でも理由や調整努力を丁寧に説明することで、印象が大きく悪くなることはありません。
逆に、返信が極端に遅い、無断欠席をする、そっけない返事だけ送るといった対応は「社会人としてのコミュニケーションに不安がある」と判断されやすいため注意が必要です。
完璧なメールを書く必要はありません。大切なのは、相手に失礼がないよう最低限のマナーを意識し、誠実に対応することです。不安な場合は、本記事の例文テンプレートを参考にしながら返信してみてください。


























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