アルバイト・パート募集の求人広告で「友達と一緒に応募ok」や「友達同士の応募歓迎」という言葉を使って募集しているところがあります。その言葉の意味、書いていない場合でも友達同士で応募してもいいのか、友達応募に関する疑問や注意点をまとめました。
目次
友達と一緒に応募okとは
友達と応募okとは、友達と一緒に働いてもいい、または友達と一緒に働ける可能性がある、という意味です。大量募集で使用され、少なくとも3名以上募集している際に使用されるケースが多いです。
注意してほしいのが、100%友達と一緒に採用されることが保証されているわけではありません。また必ずしも面接も一緒にできるという意味ではありません。
雇用主側のシフト調整の問題もあり、入ってほしいシフト(曜日や時間帯)と、希望するシフトがマッチしているかどうかに関係してきます。例えば応募者は「夜に一緒に働きたい」と希望していても、お店側は「朝のシフトなら友達と一緒に入っていいよ」と思っている可能性があります。
応募前に同じシフトに入りたいのか決めよう
働くにあたり絶対条件と妥協条件を友達と一緒に決めよう。例えば週二回勤務で、週二回とも同じシフトじゃないと嫌なのか、週一回同じシフトなら大丈夫なのかを考えてみましょう。
シフトが同じでも、ホールとキッチンスタッフに分かれる場合があります。譲れない条件を決めれば面接または日程調整前に質問でき、ダメなら断られますので無駄な作業をせずに済みます。
よくある疑問・質問・悩み
別々に応募したほうがいいの?片方だけでいいの?
どちらでも問題ありませんが、日程調整もしくは面接する際に伝えたほうが親切です。
別々に応募する際のメリット・注意点
それぞれで日程調整できるメリットがあります。もしも絶対に友達と一緒に採用されないと働きたくないのであれば面接時に「〇〇という人間も応募していると思いますが、一緒に働きたい」と伝えましょう。内緒にしていると片方だけが不採用になる可能性もあります。
片方だけが応募する際のメリット・注意点
友達と一緒に日程調整できるかが問題です。あらかじめ候補日を決めておき、応募する際に備考欄があれば書いておくと相手も調整しやすいです。電話がかかってきた際に伝え方として「友達と一緒に応募したいのですが、一緒に面接することは可能ですか?」と聞いてみましょう。面接にこだわりがなければ別々に応募したほうがいいでしょう。アルバイト先によっては、応募履歴を残したいので二人とも応募してほしいと伝えられる場合があります。
友達と応募okと書かれていなくても応募してもいいの?
ダメではありませんが、同じシフト枠に2名以上の採用枠が空いている必要があるため、採用率は低いと思ったほうがいいでしょう。中には「友達同士で仕事場で遊ばれても困る」と考えている人もいるため、どうしても友達と一緒に働きたいなら「友達と一緒に応募してもいいですか?」と電話で伝えてみたほうが話が早いです。「難しい」「シフトによる」「一度面接にきてほしい」等の回答が得られると思います。
友達と一緒に応募okのデメリット
辞めたいときに辞めづらくなる
友達応募はメリットだけでなく、デメリットもあります。友達同士で応募すると辞めたいときに辞めづらくなるリスクがあります。お互いの生活リズムが変化したときにシフトを毎回合わせるのは難しくなる可能性もあります。
片方だけが不採用になる可能性がある
友情にヒビを入れないためにも、片方が不採用になった場合の対応を友達間で最初に決めておきましょう。面接で質問される可能性も高いです。もしも断るなら、連絡を無視したり、無断でバックレせずに「他で仕事が決まったため」と断りの連絡を入れるようにしましょう。
絶対に友達と一緒に働きたいのか?
友達とどうしても一緒に働きたいのかを考えましょう。自分が働き始めた後に誘ってみるのも一つの方法です。ある程度仕事に慣れて、いいバイトだと確認してから、友達を誘ってみてもいいかもしれません。
友達同士の応募歓迎の仕事の探し方
バイトル(友達と一緒に応募OK)、タウンワーク(友達と応募OK)、マイナビバイト(友達と応募歓迎)では検索軸があり調べやすいです。
登録型アルバイトなら大歓迎している
サッカーやイベントスタッフなど登録制アルバイトなら友達同士の応募を歓迎していますし、二人が同時に働ける案件のみを選ぶことが可能です。また居酒屋など夜型シフトのみの場合は友達と働くシフトを調整しやすいと言えます。
まとめ
知らない人と働くよりも友達と働いたほうが楽しいのは当然。できれば友達と一緒に働きたいと考える高校生や大学生は多いと思いますが、知らない交友関係を築くのもアルバイトの醍醐味です。「友達と応募OK」の意味をしっかり理解してから応募するようにしましょう。