秘書(社長秘書)の採用・転職において基本的な仕事内容から仕事の評判・クチコミ・求人情報の探し方・志望理由の書き方をまとめました。
秘書の仕事内容
・スケジュール管理や来客対応
・土産物の購入や御礼状の作成
・名刺整理や会議準備や商談同席
・各事業の進捗確認や会食の予約手配
・資料作成やプレゼンテーション準備
社長アシスタントとも呼ばれ、企業規模や業種によって仕事内容は多岐にわたります。社長専属の一般事務の場合や、社長の右腕として期待されているケースもあります。何を必要としているのかを先回りして考え、仕事がスムーズに流れるよう常にサポートするのが役割です。
代表取締役だけに秘書がついている場合や、役員クラスにも秘書がついていることも。超大手企業になると社長室が存在し、一人の役員に何名も秘書がついて役割分担していたり、グループ各社、地方拠点や海外支店との調整も必要になってきます。
秘書の業務範囲として広報のお仕事から運転が求められる会社もあります。スムーズに各部署と連携するために一日何十回も連絡を取り合うこともざらにあります。
秘書に向いている人
・細やかな気配り・目配り・心配りが求められる方
・視野を広く持ち、迅速に対応していくことが得意な方
秘書の魅力
経営者を間近で見ることができるのが最大の魅力です。リーダーの人間性、思考を一番近くで体感し、それらを学び・吸収することができ、普段は会えない人にも会えることができるチャンスがあります。ビジネスマンとしても人間としても成長できるでしょう。
秘書の難しい点
情報処理能力は必要不可欠。ときには新規事業や既存事業など多種多様な仕事をどう都合をつけるのか要領のよさが求められます。ホスピタリティが求められる以外にも、海外取引が多い企業ならば海外出張に同伴し、英語や中国語など通訳や翻訳業務も必須スキルになります。
女性のキャリアアップとして資格取得を目指す人がいますが、秘書検定で資格を獲得しても社会人経験が全く未経験だと採用率は低いです。
秘書の仕事探し
一般的に中小企業やベンチャー企業には秘書のポジションがほぼありません。上場企業でも広報が秘書を兼務していることもあります。
一定規模の会社以上でないとポジションがなく、社内の部署異動でなることもあり、一般募集されるケースは少なく、求人数は雇用形態問わず多くありません。ビジネスマナーはどの会社でも最低限必要となるため新卒採用で秘書のポジション採用は皆無と言えます。
一方で、社長の個人事務所みたいな会社であれば経理・総務・労務などすべてのバックオフィス対応を任せられるマネージャータイプの求人もあります。他に中小企業であれば社長・副社長・専務の複数名を一人で対応しなければいけないこともあります。
東京・名古屋・大阪以外で求人を見つけるのは困難でしょう。最近ではオンライン秘書アシスタントサービスやクラウド代行サービスも増えており、今後は企業に直接雇用されるケースは減少傾向にあると予想されます。
バイトサイト・転職サイト・ハローワーク・人材派遣・人材紹介会社(転職エージェント)など様々な媒体や方法で探しても求人数は多くないため、複数の求人サイト情報が集まるindeedでの仕事探しがおススメです。
秘書の注意点
零細企業に多いですが、社長宅の料理全般やペットの散歩など家事全般を依頼され、公私混同する場合や、愛人候補や嫁候補としている評判もありました。ブラック企業でないか会社の評判を事前に調べ、面接でも会社の雰囲気が怪しくないか確認するようにしましょう。
自己PRでは「秘書になりたい」よりも「経営者を支えたい」といった志望理由が好まれますし、本当にそう思っていないと継続は難しいです。特にワンマン経営者の場合は、論理的な思考ではない人もいるため、こまかいオペレーション業務が得意なだけではやりがいを感じず、辞めたいと思うこともあるでしょう。
秘書の求人まとめ
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