アルバイト・パート採用の種類・方法・手法まとめ

アルバイト・パートを募集するにあたり、どのような募集方法や種類(募集手段)があるのかまとめました。募集予算や募集地域、募集方法で得られる効果も違ってきます。今回は代表的なアルバイト募集方法をメリット・デメリットと一緒にまとめました。

求人広告

最もポピュラーな採用手法です。バイトルやタウンワークなどアルバイト募集に強い媒体も多く、募集条件や予算次第ですが、短期間で大量採用したいときは求人広告が一番適しています。

一言に求人広告といっても新聞やチラシに折り込まれる「折込求人広告」、コンビニエンスストアや駅に置かれる「フリーペーパー」、パソコンやスマートフォンから閲覧できる「求人サイト」などに分かれています。

首都圏や地方都市であればスマートフォンに強いバイトル、タウンワーク、マイナビバイト等のメジャーサイトがおススメですが、地方のエリアではフリーペーパーが根強い人気を誇っています。

求人広告代理店などの営業担当を介して、採用成功事例や効果的な採用広告のノウハウなど採用に関するアドバイスを受けられるのも大きなメリットです。

採用代行・採用コンサルティング会社

アルバイトの採用業務全般を代行するサービスです。単なる採用業務の代行だけでなく、効率的な採用ノウハウなどを組み合わせて付加価値の高いサービスを提供してくれることが最大の特徴です。

採用代行サービスは、応募者管理から面接代行といった採用業務全般のサポートをしてくれます。他にも募集広告の効果測定、採用プロセスの見直しなど多岐にわたる業務をカバーしています。採用数の割に採用担当が少なかったり、初めての募集だったりする場合におススメです。

大学や専門学校

大学や専門学校では、学生にアルバイトを紹介する窓口や求人を貼り出せる掲示板を用意しており、原則無料で求人の掲載することが可能です。勤務地近辺の大学の就職課(就職支援センター・キャリアセンター)に一度問い合わせてみるといいかもしれません。

短期募集やイベント募集の場合は、大学の部活やサークル単位でコネクションができると、先輩から後輩へと引き継がれていくような関係性を築くことができれば、継続的なアルバイトスタッフを確保できる場合もあります。 ただし紹介したくなるほどの良い募集条件である必要があります。

ハローワーク

ハローワーク(公共職業安定所)は正社員だけでなく、アルバイト募集にも利用できます。全国各地に拠点があり、無料で利用できることが最大のメリットです。

ハローワーク独自の求人サイトもあり、一般公開されているため、失業者だけでなく、広く応募者を集めることができます。東京都や神奈川県など首都圏以外の地方募集なら一度は試してみる価値があります。

デメリットは情報量が少ないため採用ターゲットとは異なる応募も多く、大学生など20代はほぼ利用しないのがデメリットです。掲載や選考などの各工程での手続きに手間がかかることも理解しておく必要があります。

店頭募集(貼り紙)

店舗の外壁や窓などに募集要項を書いた紙やポスターを貼る手法です。店舗型ビジネスの募集に多く利用されており、費用もかからず手軽に試せるのがメリットです。

おもに来店客や近くに住んでいる人にリーチできますが、店舗の前にこないと募集が伝わらないのがデメリットです。最寄り駅や商店街の掲示板(場合によっては費用が発生します)に募集ポスターを掲示できる地域もあります。

知人(従業員)からの紹介

働いているアルバイトスタッフに友達を紹介してもらう方法です。サークル仲間やママ友や主婦つながり等、友人を紹介してもらうことで費用がかかりません。

紹介してくれて採用に至った場合、紹介してくれた人には1万円をプレゼント等の友達紹介制度を導入している企業もいます。

紹介者経由でアルバイトの仕事内容や待遇など事前に理解してくれるため、ミスマッチは小さい傾向にありますが、不適切な人材を紹介された場合に断りにくいというデメリットもあります。

知人の紹介だからといって信頼してすぐに採用するのではなく、ミスマッチが起きないように一般的な採用プロセスと同じ選考をとるこことをおススメします。

自社サイト・SNS(Facebook・Twitter)

「ソーシャルリクルーティング」と呼ばれる採用手法でFacebookやTwitterなどのSNSを利用して採用活動をおこないます。そのため、あらかじめ公式サイトやFacebookページができている必要があります。貼り紙やポスターと同様に無料で出来るのが特徴です。

メリットは上手くいけば圧倒的な拡散力が期待できる一方で、デメリットは一定数以上のファンがいるブランド企業でないと、効果面は厳しいです。

サイトのアクセス数やFacebookのフォロワー数が効果に直結するので、WEBでのPR活動を定期的に発信している会社は成果を得やすいです。長期的な採用計画を立てている企業にはおススメです。

人材派遣会社

アルバイトに強い人材派遣会社に依頼することで広告出稿の負担がなく、採用活動にかかる手間(採用コストや教育コスト)を省略することができます。

必要な時に必要な人材を必要な期間だけ雇用することが可能なため、費用面でのリスクもありません。しかし自社の社員としては育てられず、専門職になればなるほど費用(給与)は高くなります。

一定期間のみ即戦力を雇用したい企業や広告出稿しても全く応募が集まらない採用難関エリアで利用している企業が多いです。アパレル販売職やサービス職など職種や業種に特化した人材派遣会社もあります。

まとめ

募集状況に合わせて効率的に採用を成功させるために柔軟に使い分けてほしいと思います。一つの手法で効果がなかった場合は別の募集方法も試してみましょう。それぞれの募集状況に合ったベストな採用方法を選択し、効率的な人材確保を目指してください!

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