電話連絡での内定辞退の理由と伝え方マニュアル

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売り手市場と言われる就職活動では複数の内定を勝ち取る人が増えてきました。そのため内定辞退が増える機会も増えてきました。一度は内定をくれた企業に失礼のない伝え方をしたいですよね。電話連絡での内定辞退の言い方・伝え方マニュアルをまとめました。

内定辞退の連絡はメール?電話?手紙?

ネットではお詫び状が必要だと流れていますが、そこまでこだわる必要はありません。採用担当も内定辞退は想定済みで内定を出しており、多い場合は内定者の30%も内定辞退するケースがありますので、「多大な迷惑をかけた」という意識を持たなくて大丈夫です。理想的なのがまず電話で伝え、次にメールで改めて伝えるのが基本的な対応になります。

内定辞退の電話連絡では理由を伝えるべき?

新卒の採用担当者にとって、就活時期の内定辞退の電話はよくある出来事です。聞かれずにそのまま承諾されるケースも少なくありません。ただ大体は「参考までに伺いたいのですが」と、採用担当から内定辞退の理由を聞かれます。

「辞退理由をお聞かせ願えますか?」と言われたら、隠さずに正直に答えましょう。就活生は、「より志望度の高い企業から内定が出た」「他社からも内定をもらい、考えた結果、御社の内定を辞退させていただくことになりました。」という説明で問題ありません。

嘘はつかない

「留年をするから」「家族の反対にあった」「御社で活躍する自信がない」などの下手な嘘や言い訳は自分の首を絞めかねないので、正直に内定辞退の理由を話しましょう。変に曖昧な返答をした場合「一度話し合いたい」「一度会いたい」として会社に呼ばれかねません。なお採用担当は「内定者の相談に乗りたい」という気持ちで言っていますので怖がる必要はありません。

内定辞退の理由を話したくないときは?

内定辞退の理由をどうしても伝えたくない場合には、伝えなくても問題はありません。内定辞退の理由を話すのは義務ではありません。過度な質問をされたら「これ以上の回答は控えさせてください」とキッパリ断ることも大切です。

本命の内定先を聞かれたら?

内定辞退を伝える企業によっては、どこの会社に行くのか聞かれる場合があります。こちらも理由と同様に答える義務はありません。採用担当者と仲が良い場合、事前に第一志望を伝えている場合、この人には伝えても問題ないと思う場合は伝えてもいいと思いますが、それ以外の場合は断っても問題ありません。なお内定先の企業に嫌がらせをする等の行為は犯罪行為なので、連絡することは一切ありません。

内定辞退の電話連絡は毅然とした態度で

就活で内定辞退の連絡を電話で入れると、まれに企業から質問攻めに合う事があります。就活生にとっては『脅されている』と感じるかもしれません。「どこの会社に行くのか」「なぜこの会社がダメなのか」の質問をされるケースが多いと言われています(就活生側の曖昧な態度のせいもある)が、そんなときでも中途半端な態度をとらず内定辞退が揺るがない姿勢が大切です。

内定辞退は法律違反?

一部のブラック企業は電話で内定辞退の理由を問いただす中で、就活生に「内定辞退をするのは法律違反だ!」「違約金を払え!」「お前の学校からは二度と採用しない!」といった言葉を、電話上で罵倒してくるケースも存在するようです。

しかし、内定辞退は法律違反ではありません。内定辞退承諾書を提出後でも法的責任はありません。このようなブラック企業には「むしろ学校の後輩が今後犠牲にならずに済む」と考え、「御社がそういった脅迫に近い主張をする会社だとは思いませんでした。残念な気持ちです。」と伝えるくらいの揺るがない気持ちを持っておきましょう。

メールだけでなく電話を推奨する理由とは

企業はたくさんの就活生の対応に追われます。そのため、メールで採用辞退などの連絡があると、証拠として残り、確認不足になったりはしません。しかし、内定辞退の連絡をメールだけで済ませてしまうのは、良くありません。内定辞退の確認の意味でも折り返し電話がくるケースもあります。就活生も心の準備も必要だと思います。いきなり連絡をもらうより自分から連絡をしたほうが落ち着いて話せるので、みずから電話することをおススメします。

職業柄、採用担当者と話すケースがありますが内定辞退に悲しんでいる人がとても多いです。よく就職活動を恋愛で例えるケースがありますが、メールだけで別れ話をされるのは悲しいですよね。自分のことを評価してくれて内定をだしてくれた企業。言いづらいかもしれませんが直接電話で伝えるのが誠意ある対応だと思います。

内定辞退は早いほうが良い

内定の通知を送った企業は、その時点から採用の方向で話を進めていき、入社するための書類や支給品などの準備を進めていきます。内定辞退が遅いと採用計画に満たなくなるため、再度の募集が必要になるケースがあります。早めに断ればリカバリー可能ですが、遅ければ遅いだけ採用担当の負担が増えて、迷惑が掛かってしまいます。そのため、内定辞退の連絡は早ければ早い方がいいのです。内定辞退が決まったら速やかに連絡をしてあげましょう。

社会人としての誠意を見せるため

内定辞退の電話連絡で大切なのが「誠意を伝える」という点です。メールのみであっさりと内定辞退を済まされたとしたら、理由も言われず内定辞退を伝えられたら、企業側もなんだか投げやりな印象を感じるのではないでしょうか。内定をくださった感謝の気持ちを込めて、しっかりと電話で連絡をいれるべきです。

もしも会社に呼ばれたら

もしも「来社して説明してほしい」と会社に呼ばれたら素直に応じてほしいと思います。呼び出しを拒否することもできますが、内定まで進んだ企業を断るため誠実な対応を心がけてほしいと思います。もしかしたら「一度考え直してほしい」と引き止められるかもしれませんが、自分自身も中途半端な気持ちで内定辞退を伝えていないことを説明すれば企業も無理には引き止める行為はしません(できません)。

お茶はコーヒーをかけられるって本当?

2ちゃんねるなどのネット上では大手金融系ガリバー企業の内定辞退において会社に呼び出されて「土下座させられた」「お茶をかけられた」「コーヒーをかけられた」「牛丼をかけられた」「暴行された」「説教された」「パワハラをうけた」「脅された」等といった事件のような噂話があります。なぜか三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行。野村證券などの金融系企業が名前に挙がったりします。(プライドが高い企業だから?)

私自身もバブルの頃は引き止め行為や内定辞退を認めないという企業もあったという話を聞いたことがありますが、現在では全くないと言っていいでしょう。今はすぐにネット上に企業名がのってしまう時代に、金融系ブランドのある企業が、わざわざブラック企業と叩かれるような行為はしません。

関連記事:気をつけたい内定式後の内定辞退の方法とマナー注意点

一番よくない行為はバックレ

無断で内定辞退をする。電話したところ着信拒否の設定になっていた。電話を無視する。といった行為をする就活生がいます。人事としても事故に巻き込まれていないか不安になり、大学の窓口(就職課)などに「内定を出した御校の学生と連絡がつかないか大丈夫だろうか?」という生存確認の連絡をされかねません。大学側への連絡されるのは学生側も嫌ですよね?電話の無視や、着信拒否などのバックレ行為は絶対にやってはいけない行為です。

仮に企業から呼び出しを受けている場合でも、無視し続ける行為はよくありません。しっかり断ることが大切です。しかし正式に呼び出しを断っているのに何回も呼び出しをしてくる企業は一度大学側(就職課)に相談してみてもいいかもしれません。トラブルにまで発展しそうな場合は

関連記事:失敗しない内定辞退の電話連絡テンプレ例文付

まとめ

内定辞退の電話連絡での理由の伝え方についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。内定辞退の電話では、理由は採用担当から聞かれない限りは無理に伝える必要はありませんが、みずから言い訳をせず理由を正直に誠実に伝えるのが就活におけるマナーのひとつです。罪悪感が出て、内定辞退を伝えづらい気持ちもわかりますが、勇気をもって連絡をしましょう!内定辞退を電話で伝えた後は、メールをできるだけ早いタイミングで送るのも忘れないようにしましょう!

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