プロが伝える《最寄駅からの距離》の活用方法と注意点

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求職者が求人情報を探すうえで一番利用している検索軸はエリア検索でも条件検索でもなく「駅検索」です。つまり駅検索を上手に利用しないと大きく損をしていることになります。どの求人情報誌や求人情報サイトも最寄り駅と距離が書かれているかと思いますが、募集企業側がよく間違えているポイントと活用方法をまとめました。

求人サイトの特徴を把握する

まず求人サイトの特徴を把握する必要があります。求人サイトでは駅を設定する必要がありますが、求人サイトごとに仕様が異なっているからです。例えば新橋駅を設定すれば、全ての路線が紐づけされるメディアと、紐づけされないメディアがあります。前者はマイベストジョブやジョブセンスが該当し、後者はバイトルが該当します。

陥りがちなミス

駅設定で失敗しがちなのは、1.設定する駅が少ない。2.設定する路線が間違っている。の2つです。

1.設定する駅が少ない

紐づける駅は最大まで活用しましょう。例えばバイトルでは3駅分紐づけることができます。これを1駅や2駅だけしか設定しないクライアントがいます。これは非常に勿体ないです。例えば新宿駅であれば[山手線][総武線][大江戸線]など紐づけられる路線は全て紐づけたほうが得です。

2.設定する路線が間違っている

バイトルでは「人気路線から設定」するのが秘訣です。バイトルでは3路線しか設定できませんが、都内23区内には3路線以上ある駅が複数存在します。この場合、人気路線を優先して紐づける必要がありますが、これを主観的な理由から不人気の路線を優先してしまうクライアントがいます。

絶対に外してはいけないのが山手線・中央線・総武線です。東京メトロに関してはどの路線も大した差はないので、どの路線でも問題ありません。どの路線を紐づけるべきかわからない場合は営業担当に聞けば教えてくれます。

駅設定の悪用は絶対に止めるべき

以前からバイトルの駅設定を悪用している企業がいます。例えば新宿駅から徒歩50分、渋谷駅からバス50分、という最寄駅でも何でもない駅を設定している企業がいます。これは本当の最寄駅では検索数が少ないので、検索されやすい人気駅から紐づけることで少しでも原稿表示回数を上げようとする裏テクニックです。

バイトルの営業担当がアドバイスしているのか不明ですが、採用担当者はサイト構造をよく理解しているなと感心します。しかし、本当にこの裏テクは意味があるのかは疑問が残ります。確かに原稿表示回数は上がりますが、そのユーザーが応募する可能性はかなり低いです。

例えば上野駅周辺で働きたいのに北千住のアルバイトが表示されても応募されるでしょうか。仮に応募に繋がっても誤解が生まれている状況かもしれません。応募遷移率などのデータ分析も正しいデータではなくなってしまうため、私はおススメできません。

徒歩の時間は正確にすべし

徒歩の時間は正確に記載しましょう。住所で検索したら自動で距離を算出してくれるYahoo!地図で調べるのがおススメです。たまに駅近くの募集に見せるために全く違う時間を記載する人がいます。一番ひどかったケースは「弊社が調べたら徒歩8分でした。3分の記載は間違っていますよね?」「俺は近道を知っているから、3分で辿り着けるんだ!」と当然のように主張する方がいました。

面接率に関係してくるため、応募者が歩いてどの程度かかるか正直に記載したほうがいいと思います。当日バックレの理由に「場所がわからなかった」という意見が結構あります。バックレは応募者が一方的に悪いと判断されがちですが、応募者側だけの問題ではない場合もあります。事例を紹介させてもらいます。

ある会社が非常にバックレが多く、困っていました。調べたところ求人票では4分と記載しているのに実際に歩いてみると12分でした。応募者は駅の近くにあるとばかり考えているため迷って当然です。バックレる理由も少し理解できます。嘘の時間を書くと、このようなデメリットもあります。Yahoo!地図も交差点や踏切まで計算してくれないため、往々にして思っている以上に遠いケースがあります。正確に記載することを心がけましょう。

バス設定の注意点

徒歩20分のところをバス7分にするクライアントがいます。嘘ではないのですが、バスは待ち時間があるなど移動時間の計算が難しいケースがあります。個人的には、バスよりも徒歩のほうが距離感が掴めます。

田舎のバスの場合は1時間に2~3本しかないケースもあり、場所によっては応募者に誤解を与えてしまい、面接率を低下させてしまうリスクもあります。徒歩60分以上など長距離にならない限りは、徒歩での記入をおススメしています。

まとめ

人気路線はバイトルだけの特徴ではなく、マイナビバイトやタウンワークなど全ての求人サイトに共通します。上手に、正しく活用してください!

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