商談の場において採用担当の方から求人媒体の会員数(登録者数)を質問されることがあります。会員数(登録者数)は「会員数が多いから良い」「少ないから悪い」というわけではありませんので、私自身あまり重要視していない項目ですが、聞かれたからには回答するのが営業の義務。ネット上では古い会員数情報も多いので、せっかくなので最新の大手求人情報サイトをまとめて調べてみました。
比較一覧
新卒系サイト
リクナビ2017:70万人
マイナビ2017:70万人
転職系サイト
マイナビ転職 :約365万人(男:65.0%女:35.0%)
@type :約219万人(男:67.6% 女:32.4%)
女の転職@type :約58万人(男:0.1% 女:99.9%)
イーキャリア :約109万人(男:60.3% 女:39.7%)
Re就活 :約60万人
日経キャリアNET:約31万人
注意してほしい点
繰り返しになりますが私は会員数(登録者数)の数字はあまり意味がないと思っています。採用担当者が質問をする意図としてサイトパワーを知りたいのだと思いますが、マーケティング視点で考えると総会員数の数字は比較検討対象になりえません。
なぜなら10年間運営している媒体があるとして10年間分の死んでいるユーザーが含まれているからです。例えばマイナビ転職の365万人の会員数は凄い数字ですが、1年間ログインすらしていないユーザーが何人含まれているかはわかりません。
数年間ログインしていないサービスはありませんか?誰しもひとつくらいは心当たりがあると思います。
まとめ
もし私が採用担当であれば直近3カ月の月間の新規会員登録数を聞きます。これなら比較検討できます。ただし新規会員登録数の数字は営業現場にまで公表していない媒体が多いので、仮に営業担当が知らなくても、イジメないでくださいね(;・∀・)