大器晩成型オウンドメディアのアクセス推移と成功の秘訣

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友人Aさんが専門型BtoCオウンドメディアを1年半前から始めていました。長い期間、低空飛行が続いていましたが、最近大きく成長して驚きました。珍しいタイプの成功事例なので、なぜ成功できたのか、これまでの経緯を踏まえて考えてみました。

オウンドメディアのアクセス推移

スタート直後のサイトであればアクセスを2倍にするのは簡単です。100PVを200PVにするのは1記事だけ更新すれば達成できます。しかし、10000PVを20000PVにするのは簡単ではありません。1記事だけの更新では達成は難しいでしょう。最初はトントン拍子でアクセスが増え、次第に成長率が緩やかになるのが一般的かと思います。

しかしAさんのオウンドメディアはスタート直後からアクセスが伸び悩んでいました。ほぼ毎日更新しているにも関わらず毎月1.1倍のペースで推移。これは月間500PVの場合、1年後に月間1500PVという低い成長率の推移になります。

オウンドメディアのアクセス目標

サイトコンセプト・市場規模・更新数に左右されますが、月間500PVであれば、1ヶ月後には1500PVを達成しておきたい数字です。求人市場のように市場規模が大きい場合、SEOで上位表示されれば1記事だけで月間10000PVという記事も珍しくもありません。

約300記事あれば最低でも月間10万PV(1記事平均300PV)は欲しく、上手くいっているサイトは300記事で50万PVを誇るサイトもあります。300記事で月間6000PV(1記事平均20PV)以下の場合、大半の記事が貢献できておらず修正もしくは削除する必要があります。Googleからペナルティを受けている可能性も否定できません。オーガニック検索は皆無に近く、かなり低評価のオウンドメディアだと言えます。

オウンドメディア突然の成長過程

スタートして1年半が経過したある日から、Aさんのオウンドメディアのアクセスが急激に上昇しました。前月比2倍、さらにその翌月は前月比3倍と爆発的に成長。デザインの変更もせずに急激に成長しており、ようやく苦労が報われたと喜んでいました。

特に何かを変更したというわけではないので原因不明ですが、Googleの大規模なアルゴリズムの変更の影響を受けたのではないかと思われます。それでもここまで一気に成長する大器晩成型のオウンドメディアは珍しいと思います。ドラクエ5のスライム並の大器晩成です。

オウンドメディア成功の要因分析

コツコツ更新できたことが最大の成功要因だと思います。経営者や運用担当者は「楽に簡単に成功できる方法ない?」と裏技を知りたがりますが、オウンドメディアに成功する秘訣はありません。更新あるのみです。それを改めて教えられた気がします。

彼とはよく情報交換をおこなっていましたが、彼曰く、その情報交換会が重要だそうです。私も気軽に運用サイトのGoogle AnalyticsやGoogle AdSenseを見せていましたので、「競合他社はこれぐらいアクセスがあるんだ」「こういう運用をしているんだ」と勉強になったそうです。こういう情報交換をモチベーションの支えにして頑張れたとお話いただきました。

まとめ

普通に考えれば、しっかり更新しているのにアクセスが伸び悩むとモチベ―ションが継続できません。規模が大きくない会社ですと投資できる資金も人材も少ないので、新規ビジネスの撤退判断を早期につけることは間違っていないと思います。

一方でアクセスが目標通りに伸びないと、諦めたり更新を停止したりと「諦めが早い」「飽きるのが早い」と感じるサイトも見受けられます。オウンドメディアに限らず、ポータルサイト事業も「継続が力なり」。最終的に生き残るのは「アクセスがあろうがなかろうが絶対に続ける」「このメディアと心中する」という決意がある会社になります。

サイバーエージェントのアメーバ事業も長期間、赤字事業が続き、市場や投資家から厳しい評価を受けていましたが、どれだけ赤字だろうと続けることを藤田社長が決意し、自ら陣頭指揮をとってから成功したというエピソードを思い出しました。Aさんも苦しい時期をよく諦めずに耐え抜いたと思います。

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