《新卒採用》学生から教わる面接姿勢の重要性

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面接官は短い面接時間の中で、本当にその学生の能力を見抜けているのでしょうか。学生からは「実力を発揮できなかった」「伝えたいことが言えずじまいだった」という声を聞きます。ほとんどの場合、学生の特性や資質を見抜けないまま面接が終了していると言えます。特性や資質を見抜くために面接官に知っておいてほしい面接姿勢の大切さをまとめました。

短い時間で学生を理解するのは難しい

「優秀な人材が応募してくれない」と嘆く経営者や採用担当者がいますが、実際は優秀だけど面接で見抜けていないことになっていないか見つめ直してほしいと思います。しかし、短い面接時間で学生の特性や資質を見抜くのは簡単ではありません。短い時間で完全に個人の特性を見抜くのは熟練の面接官でも難しいです。どうすれば学生の能力を引き出し、その能力を見抜く事が出来るでしょうか。

面接官の知らない事を学生は知っている

面接官が学生よりも人生経験や社会人経験が豊富なのは事実です。しかし、学生も20年以上の人生を歩んできた経験があります。面接官が知っている事を学生が知らない事は多々ありますが、反対に、学生が知っている事を面接官が知らない、という事も多々あります。

それが「経験と言っても仕事とは直接かかわりの無い内容だから」と考えてはいけません。例えば履歴書の趣味の欄にテニスやスキーと書かれていたとします。「趣味はスキーです」と話しても、「珍しいですね」や「アウトドア好き」といった印象で終わってしまうことがあります。これは非常に勿体ないです。

ただの趣味のレベルではなく、コーチやインストラクターの経験があるかもしれません。海外のスキー場も経験しているかもしれません。この質問を掘り下げ、学生の得意な分野に立たせてあげれば、学生の本来の性格や能力を理解することができます。

面接で大切なのは“巧詐は拙誠にしかず”

社会人経験の無い学生は、ほとんどの状況において面接では緊張をするものです。しかし緊張は悪い事ではありません。“巧詐は拙誠にしかず(こうさはせっせいにしかず)” という言葉があります。言葉を巧みに操って相手を納得させる方法よりも、つたない言葉であっても心から何かを伝える方が大切である。という意味です。

面接官は、学生の特技や趣味、学生時代に一番頑張った経験を質問してみましょう。そしてその経験が、社会人として働く際にはどのようなメリットを生むのかを聞いてみます。自分の経験して来た事に自信を持っていて、真摯に臨んでいたならば、その回答は力強く感じられるでしょう。

仮に経歴や実績が魅力的だとしても、その回答がどこか不安を帯びているならば、注意深く観察してみてもいいかもしれません。学生が得意とする分野の話題で、どれほど説得力のある回答をしてきてくれるか、その部分を是非見極めてください。

自分の得意分野を知らない人に教える能力を見る

学生にとっては自らの得意分野に置かれている状況となります。対して面接官はその分野について何も知らない状況です。学生にとっては、自らの土俵に面接官が上がってきた状態とも言えます。この状況で面接官に対して、きちんと自分の思いを伝えられなくてはなりません。

この状況、実は営業先のクライアントに自社製品をプレゼンする場面と似ています。製品についての詳細を知らないクライアントに対して、いかに分かり易く、そして説得力を持ってプレゼンが出来るか。その判断を付ける材料となり得るのです。

まとめ

面接官が学生から物事を教わる立場に立つ事は、学生をリラックスさせる効果だけではなく、学生の経歴を知り、更にはどのような部署で能力が発揮できるかを見抜く事も出来るかもしれません。面接という限られた時間の中で、1つでも多くの情報を引き出す為にも、ぜひ心に留めておいて頂ければと思います。

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