新卒採用でグローバル人材に出会える特化型求人サイトの活用方法と採用戦略

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グローバル人材は、一般の日本人大学生と同じ探し方では見つけにくいものです。グローバルに活躍する意欲のある人材が集まりやすい特化型求人サイトの活用について説明します。求人広告作成のポイントから応募者の見極め、グローバル新卒特化型の求人サイトもご紹介していきます。

将来のグローバル人材の母集団

新卒の段階で、すでにグローバル人材という候補者はほんの一握りです。外資系や国内大手メーカーとの獲得競争になるため世界的トップレベルの企業並みの年収や待遇がなければ獲得は難しいのが現状かもしれません。しかし、日本でも中小、ベンチャーレベルでもグローバルに活躍する人材のニーズや、そこに着目した採用の実施も確実に増えています。

母体として期待度や可能性が高いのは、帰国子女、日本人の海外留学生、日本の大学に留学している外国人、そして海外在住の外国人大学生となります。これらのカテゴリの登録者が集まっている求人サイトの活用について触れていきます。

新卒×グローバル特化サイトのメリット

新卒、グローバルという条件で人材を探すとき、通常の就活サイトでは非効率です。その理由として、以下の点が挙げられます。

1.自社求人が他の多数の求人広告に埋もれてしまい、登録者の目に留まりにくい。
2.自社が求める人材以外からの応募への対応が増える。
3.条件を満たす学生の登録数自体が少ない傾向。

新卒×グローバル人材に特化した就職ナビサイトであれば、完全ではないとしてもすでに的が絞られています。学生側もその「特化点」に着目して登録しているため、関連度の低い学生からの応募への対応を削減できます。自社が行う登録者リサーチにおいても、適切な人材が見つかる確率は高くなるでしょう。

特化型のサイトは、グローバル企業への就職を視野に入れている新卒外国人留学生や日本人新卒生を集める就職フェアも開催しています。出会いの確率を増やすためにも出展を検討されてみてはいかがでしょうか。

新卒×グローバル特化サイトの注意点

自社風土は日系?グローバル?

自社が海外展開を行なっていても、海外との取引を行なっていても、グローバル文化を持つ企業とは限りません。グローバル企業です!目指します!と謳ったところで、職場のルールや文化はまだまだガッツリ日本式!というところもあります。

ここでの論点は、日本かグローバルかの優劣ではありません。企業の持つ文化と、日本人でも外国人でも学生の認識を一致させることが重要ということです。このことは、海外拠点の採用でも大切だと思われます。

この点に配慮したとき、日本ブランドを優先する学生に対しては、自社の日本的な特徴の情報提供が効果的です。学生がデメリットを感じるだろうと思われることも、無謀な期待を避け、覚悟を引き出すためにも含めることも、その先の選考、内定、入社、入社後を考えても、マイナスにはならないと私は思います。

一方で、仕事内容を重視できる学生は、企業にグローバル性を望む傾向が高いようです。業務フローや組織構成、制度や評価がどのように行われるのかがアピール要素になるかもしれないですね。もちろん、自社事業の今後のプランや将来性についても興味を持っています。

自社に合う人材(求める人材要件)がコンタクトやエントリーのアイコンをクリックするには、どんなキャッチコピーや広告表現が適切なのか熟考が必要です。

グローバル志望者VSそうでない志望者

特化求人サイトであっても、登録者のレベルはさまざまです。新卒の段階で基準となるのは、働くことへの意識、語学をはじめとしたスキルや能力、グローバルステージで活躍することへの意欲、対日本、対海外も含めた異文化に対する理解度などが挙げられます。

たとえば、ほんの数週間の短期留学の経験がある、語学の資格を持っているというだけの登録者もいます。海外経験が数週間という場合、備わるグローバルな資質や意欲は微々たるもので、海外経験のない学生とそう変わらないこともあります。

取得している語学資格がどんなに高度でも、学習した動機は確認されることをおすすめします。語学能力より大切な本気度が測れます。これらのことは、求人サイトなどで集まる応募を選考するはじめの段階で見極めていくことが得策です。

新卒×グローバル特化サイトの活用方法

では、新卒×グローバルに特化したサイトを活用するにあたって、どのような点に気を配っていけばいいのでしょうか。すでに活用中の人事の皆さまも、自社の反響や成果を振り返りつつ確認していただければと思います。

採用マーケティングの強化

新卒採用には新卒者を対象にした一種のマーケティング戦略が必要になります。求人サイトで求人広告や自社情報を発信する際に確認しておきたいのは、数多くの他の掲載企業とは異なる自社独自の優先事項やメリットといった魅力を前面に出せているか、グローバル求人としての詳細の職務内容がきっちりとまとめられているか、という点です。

詳細というと多くを掲載したくなるところかもしれませんが、「求める人材が求めているもの」「求める人材が知るべきこと」に絞ることをおすすめします。そうすることで、応募してくる学生のマッチ度が上がり、採用活動も効率的になっていくでしょう。ぜひ、学生目線で見直してみてください。

求人ページで学生の目を惹くことができたら、必ずホームページを訪れるでしょう。今の自社の正確なブランディング要素が必要です。前提となるのは、自社サイトが、きちんと更新できているか、自社の理念や強みが伝わるか、という点です。さらに、求める学生が閲覧して魅力を感じ取れる内容やストーリーが盛り込まれているかも大切になってきます。

敢えて高度な語学力を求めない戦略

グローバル人材と高度な語学力を持つ人材は完全イコールではありません。求人サイトなどでの登録者リサーチの際に語学の条件を外すことでアプローチできる枠を広げている例もあります。母数が拡大できることは当たり前なのですが、筆頭の条件として語学力を掲げることは多いものです。ですから、この条件を外すことは考えていないという担当者様も少なくないでしょう。

一度、採用基準に立ち返って検索だけでも行ってみてはいかがでしょう。そこそこの語学力があってもそれを前面に出さない学生もいます。その英断が、意外にも魅力のある人材につなげてくれるかもしれません。

新卒×グローバル特化の求人サイト一覧

現在は、新卒とグローバル人材に特化した求人サイトも増えてきています。比較することは難しいですが、その中の3つをご紹介しましょう。

グローバルリーダー
https://www.globalleadernavi.com/
運営:株式会社ベイングローバル(本社:東京都中央区)

東京、大阪、名古屋で大規模な特化就職フェアも行なっています。他に企業単独セミナー、海外大生向けのフェアやセミナーなども開催するなど、学生とのコミュニケーションを積極的に取っている印象があります。登録者への就職支援サービスも充実しているので、学生の応募リテラシーも比較的高度ではないかと思います。エージェントサービスも行われているので併用もおすすめします。

ジャパンキャリア
http://www.japan-career.jp/
運営:ソルバーネットワーク株式会社(本社:東京都渋谷区)

日系、外資企業ともに利用可能で、外国人学生を探し、アプローチすることができます。世界39カ国の現地大学の日本語学部とのリレーションもあり、現地学生をターゲットにした就職情報誌も配布されています。企業情報や求人情報をサイト上で掲載・編集ができます。スカウト、エントリー受付も可能となっています。採用支援サービスも受けることができるのでプランを確認してみてください。

マイナビ国際派就職
https://global.mynavi.jp/
運営:株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区)

マイナビ国際派就職は海外留学生、留学経験者、バイリンガルのための就職情報サイト。海外留学生を採用したい企業の求人情報と就職イベントで、就職活動をサポートします。日本国内以外にも韓国・オーストラリアなど海外イベントも開催しています。

まとめ

新卒でグローバル人材に出会うには海外に強い人材紹介会社(転職エージェント)以外にも特化型求人サイトという方法があります。ぜひグローバルを採用をすすめていくなら検討してみてください。

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