飲食フードバイトの特徴・メリット・仕事内容・志望動機まとめ

はじめてのアルバイトにおススメなのが外食産業でのアルバイトです。求人数が多く、未経験でも採用されやすいですが、応募する前に知っておきたいメリットや注意点をまとめました。

飲食フード業界の特徴

居酒屋、レストラン、ファミレス、ファーストフード、バー(BAR)、ラーメン屋、中華料理屋、焼肉店、カレー屋、弁当屋、パン屋、ピザ、喫茶店、カフェ・コーヒー

外食産業または飲食サービス業(フードサービス業)と呼ばれ、アルバイト・パート雇用が多く、営業時間も長いことから求人数が最も多い業種と言えるかもしれません。

飲食フードの仕事内容

・レジ・受付・注文・配膳・ドリンク提供・掃除など接客業務全般

・調理・調理補助、仕込み、片付け、洗い場、開店準備など厨房キッチン業務全般

職種は大きく分けてホールスタッフとキッチンスタッフに分類できます。店舗によっては仕込み専門スタッフや、閉店後の片づけ掃除専門のスタッフ募集をすることもあります。

飲食フードの魅力

様々なバイトの中でも賄い(まかない)料理がある点が最大の魅力です。賄いとは本来は従業員の食事用としてメニュー表はありませんが、飲食チェーン店によってはメニュー表から選ぶ仕組みで30%割引前後が多いですが、個人オーナーの店であれば無料であることが多いです。待遇欄をしっかりチェックしておきましょう。

東京都内や繁華街の飲食店なら人手不足の影響から高校生でも働ける職場が多いですが、高校生(18歳未満)は夜10時から朝5時の間は働くことができません。高校生は混雑する時間帯に働けないため地方では高校生不可としている店舗が多いです。

塚田農場や和民など大手チェーン店であれば従業員割引があります。グループ全店で30%割引で使えたりするのでサークルや部活の打ち上げで重宝されるでしょう。

牛丼御三家と呼ばれる松屋・すき家・吉野家は時給が高く、稼ぎたい人にはおススメです。フード全般において新宿駅や渋谷駅周辺の店舗は時給が高めです。その分仕事は少ない人数で回さなければいけないため忙しいと思ったほうがいいでしょう。急な大人数(団体客)がきたときはツライと感じる人が多いです。

飲食フードの注意点

まかない料理について

まかないが無料ではなく、食事補助の場合があります。例えば1000円でも30%なら700円。特にチェーン店は賄い無料はほぼない。また時間帯や勤務した時間によって支給されないケースがあります。食事代を浮かせたいなら、まかないの有無だけでなく、ルールやタイミングも確認するようにしましょう。

自腹購入について

すかいらーくグループ(ガスト・バーミヤン・ジョナサン等)やマクドナルド・天丼てんやなど制服の一部である靴が入社後の給与より天引され自腹購入されます。

仕事について

人数が少ない店舗はオペレーションが大変です。どこもランチタイムやディナータイムは混雑するため大変ですが、東京都や神奈川県の人手不足のお店は常時忙しいこともあります。少しでも楽をしたいなら液晶画面を使ったタッチパネル式(セルフオーダーシステム)注文のお店に応募しましょう

また水仕事が多くなるため、洗剤次第では肌が弱い人は荒れてしまいます。事前に気になる人は面接でゴム手袋が着用可能か確認しましょう。

研修期間中は給与が安くなってしまい、研修期間が三カ月とそこそこ長い場合があります。応募を増やしたいため求人サイトでは公表しないで隠す人もおり、雇用契約書(労働条件通知書)で初めて説明するところはブラックバイトの可能性があります。

キッチンスタッフの募集要項に料理の技術が上がると言われていますが、大手の場合はマニュアルが存在しているため、誰でも覚えやすい一方で、技術的にそれほど身に着くほどではありません。オープニング募集は応募数が多いため不採用になる可能性が高いです。

フードサービス全般の傾向として茶髪や長髪が禁止など髪型や髪色には厳しいところがあります。ただし最近は茶髪程度であれば大丈夫にしているところが増えています。

首都圏の飲食店では留学生や外国人の労働者が増えていますが、高校生や大学生の中には同じ年齢層と働きたいと考え、自分には合わないと感じる人がいます。面接や現場を見て自分には合わないと思ったら面接後に「他で採用が決まった」等の理由で断って問題ありません。

飲食フードの志望動機や採用率

志望動機は重視されず、週の勤務日数(シフト)を重視する傾向があります。週1日からOKと書かれていても、希望する時間帯や曜日によっては週1日だと不採用になるケースもあります。最低でも平日と休日の週2回程度は勤務してほしいとする採用担当者は多いです。

居酒屋のスタッフ年齢層は20代の大学生やフリーターが比較的多いですが、サイゼリヤやジョイフルなどファミリーレストランやファーストフードは働いている年齢層も幅広く、外国人から50代や60代のシニア世代の採用率も高いです。

スターバックス等のオシャレなカフェ・スイーツ・ケーキ店は女性の応募数が多い傾向にあるため、採用されづらいです。バイトル・タウンワーク・マイナビバイトでも外食全体と比較すると求人数はそれほど多くないため、気になる店舗は直接電話してみてもいいでしょう。

飲食フードバイトまとめ

飲食業界でのアルバイト経験・接客経験は就職活動や社会人になっても生きるため、一生に一度は外食産業で働いてみてほしいと思います。メリット・デメリットを理解し、求人票をよく読んでから応募するようにしましょう!

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