学歴別・職業別の平均給与と初任給の使い道4選

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就職して初めて給料をもらうときってすごく楽しみですよね。でもみんな初任給っていくらくらいもらってるのかな?ついつい気になってしまいます。学歴・職業別に初任給の平均額を調べてみました。そしてみんなは○○に初任給を使っていた!初任給の使い道4選を紹介します。

初任給の平均と使い道

仕事を始めて初めてもらうお金、初任給。いつもらえるかな、いくらあるかな、ワクワクドキドキしますよね。初任給は学歴や職業、そして務める会社によって違います。では一体、みんなはどのくらいもらっているのでしょうか。

最終学歴別 初任給の平均額

大学院卒

平成27年の大学院修士課程を修了した人たちの平均初任給は22万8500円となっており、男女ともに差はありませんでした。平成26年の平均22万8300円(男性22万7700円・女性23万700円)に比べると、男性は0.4%増、女性は1.0%減、全体をみると0.1%増となっています。

厚生労働省:平成26年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況

大学卒

大学を卒業した人たちの平均初任給は20万2000円となっており、男性では20万4500円、女性では19万8800円でした。前年の平均20万400円(男性20万2900円・女性19万7200円)に比べると、男性、女性、全体共に0.8%増となっています。

高校卒

高校を卒業した人たちの平均初任給は16万900円となっており、男性では16万3400円、女性では15万6200円でした。前年の平均15万8800円(男性16万1300円・女性15万4200円)に比べると、男性、女性、全体共に1.3%増となっています。

短大・専門学校卒

短大や専門学校を卒業した人たちの平均初任給は17万5600円となっており、男性では17万7300円、女性では17万4600円でした。前年の平均17万4100円(男性17万6100円・女性17万2800円)に比べると、男性は0.7%増、女性は1.0%増、全体をみると0.9%増となっています。

職業別 初任給の平均額

公務員

「安定・無難・高給取り」などのイメージがある公務員。一言で公務員と言っても、たくさんの種類があります。まずは、県や市町村に勤める地方公務員、国に勤める国家公務員、そしてさらに、国家公務員の中には省庁などで働く一般職と、裁判官や国会議員などの特別職があります。

様々な種類の公務員がありますが、どの公務員でも初任給は大体同じです。大卒の初任給の平均額は約17万円、高卒の初任給の平均額は約14万円となっています。

イメージしていたより少ない気がしますよね。しかし安定していると言われるのは、一般企業にはない優遇がたくさんあるからです。例えば、公務員はまずクビになるようなことはありません。会社が倒産する心配もありません。また、毎月の給料がサラリーマンと変わらなくても、賞与が手厚かったり、退職金が多かったり、恩給制度があったり、と長く勤めるからこそ嬉しい優遇が充実しているのです。

医者

医者になるためには、医学部で6年は勉強しなければいけませんし、医者になるまでにかかる学費は3000万~4000万円だと言われています。さらに必死になって医師免許を取るために勉強しなければいけませんので、給料が高くても納得ですね。

医師の初任給平均額は約44万円だと言われています。しかし、医学部を卒業してもすぐに医師になれるわけではなく、まずは研修医にならなければいけません。研修医の初任給平均額は約20万円となっているので、医学部卒業後の初任給と考えたらサラリーマンよりちょっと高いくらいです。しかしその給料にも差があり、都会の総合病院だと約20万、一方で田舎の病院だと医師不足もあり30万、40万ということもあるようです。さらに研修医の給料には当直手当もコミとなっていることが多いそうです。

看護師

看護師の初任給平均額は高校を卒業し、看護学校へ行った場合、約26万円、大学の看護学部を卒業した場合、約27万円となっています。しかし、ユニフォーム代などが引かれるので実際の手取りは20万円以下だったという声も多くみられます。また、民間の病院や大学病院に比べて、公立・国公立の病院は初任給が少し少ないようです。

薬剤師

薬剤師でも、病院、調剤薬局、ドラッグストア、製薬会社など働く場所によって給料は違ってきます。薬剤師の就職先で一番収入が少ないとされるのが病院です。初任給の平均額は約22万円となっており、サラリーマンより少し高いか、変わらないくらいとなっています。

調剤薬局での初任給の平均額は約26万円となっています。薬剤師にしかできない仕事なので、安定した需要があり、大手よりも中小の調剤薬局、そして都心より田舎のほうが初任給が高い傾向にあり、30万を超える場合もあるそうです。

ドラッグストアでの初任給の平均額は約30万円となっており、これは薬剤師手当てがつくためです。ドラッグストアによっては、品出しやレジ、呼び込みなどの業務をする場合もあります。製薬会社に勤務する場合、初任給の平均額は約22万円となっており、さらに営業職であれば約25万円と、少し高くなるそうです。

運輸・情報通信業

運輸業はイメージしづらいかもしれませんが、トラック運転手も運輸業の一つです。トラック運転手の初任給の平均額は約19万円となっています。運輸業全体で見ると、初任給の平均額は大卒で約19万円となっており、高卒では約17万円となっています。IT企業など、情報通信業の初任給の平均額は大卒で約21万円となっており、高卒では約16万円となっています。

銀行員

銀行員の初任給の平均額は、大卒で約20万円、大学院卒で約22万円となっており、メガバンク3校は大卒20万5000円、大学院卒は23万円で同額となっています。また、初任給ではほとんど差はありませんが、30代から年収が上がっていくと言われており、さらに都市銀行と地方銀行では年収で100万円以上差が出てくることもあります。事務職より総合職、そして地方銀行より都市銀行のほうが給料が上になります。

土木建築業

土木建築業で働く人と言えば、とび職、土木作業員、警備員、電気工事士、溶接工などがいます。初任給の平均額はそれぞれ、とび職は約17万円、土木作業員は約19万円、警備員は約18万円、電気工事士は約20万円、溶接工は約16万円となっています。また、土木建築業全体で見ると、初任給の平均額は約17万円です。

事務職

事務職での初任給の平均額は約18万円となっています。電話や来客の対応、資料作成などのデスクワークが多くなります。また、事務職でも、一般事務よりも営業事務、営業事務よりも秘書のほうが比較的給料が高い傾向にあります。

弁護士

高給取りのイメージがある弁護士ですが、初任給にはかなりの幅があります。司法制度の改革によって弁護士の門戸が昔よりも広くなったため、弁護士になる人が4倍も増えました。しかし企業や弁護士事務所が増えているわけではないので、就職がより難しくなったという事情もあります。

大手弁護士事務所では、初任給が50万円を超えることもありますが、個人事務所など規模が小さい場合、初任給は約25万円と言われています。ですので、弁護士全体の初任給の平均額は約30万円となっています。ほかの業種に比べて高めですが、弁護士の場合、業績が給料にかなり反映されるので、業績が悪いと大幅に給料が減っていく、なんてこともあるそうです。

警察官・消防士

警察官や消防士は公務員ですが、職務が危険であること、勤務体系が特殊なことから、一般の公務員よりも12%程度高い給料になっています。勤務する地域にもよって違いますが、初任給の平均額は大卒で約24万円、短大卒で約22万円、高卒で約20万円となっています。また、単身寮や家族寮が用意されていたり、各種手当があったりと、福利厚生がしっかりしているため、手取りの金額は多いようです。

システムエンジニア

コンピューターシステムやソフトウエアの設計などにかかわる技術職、システムエンジニア。初任給の平均額は約20万円となっています。スキルや業績によって変わっていきます。

手取りとは?初任給から引かれるものは

初めての給料はとてもワクワクするものです。しかし、会社からの支給額と振り込み額にかなりの差があり「あれ?」と思った方もいると思います。これは、給料に「額面」と「手取り」という違いがあるからです。

額面とは、基本給に残業代や交通費、各種手当を加えたもので、求人広告で使われている「給料」や「月給」とはこちらの事を指す場合が多いです。

手取りとは、額面給料から所得税や住民税などの税金、健康保険や厚生年金などの社会保険料を差し引いた金額になります。給与口座に振り込まれる金額は、手取りの金額になります。

社会保険料

会社で払う社会保険には4種類あり、健康保険、介護保険、厚生年金、雇用保険、と分かれています。社会保険料は会社がまとめて払い、半額を自分が負担し、半額は会社が負担してくれるのです。

1.健康保険

勤める会社が大企業や企業グループであれば組合管掌健康保険に、中小企業であれば協会けんぽ、公務員であれば共済組合などの健康保険に入ることになります。健康保険に入ることで、保険証がもらえ、病院で保険証が使えるようになるのです。

2.介護保険

40歳以上になると、自動的に介護保険の被保険者となり、保険料が加わります。

3.厚生年金保険

公的年金に加入し、被保険者になります。厚生年金に加入すると、国民年金も加入していることになり、将来年金を受け取るときに、国民年金の分に加えて厚生年金の分ももらうことができます。

4.雇用保険

失業保険とも呼ばれ、何らかの理由で働けなくなったときに、再就職するまでの一定期間、お金を受け取ることができる保険です。雇用保険は4月から加入になるので、初任給から引かれますが、健康保険と厚生年金保険は4月分が5月の給料から惹かれます

税金

給料から引かれる税金は、所得税と住民税の2種類です。

1.所得税

所得税は所得金額によって5~40%の範囲で決まり、6段階に分かれています。所得が多いほど税率が上がっていき、所得金額330万円~695万円以下では20%となっています。源泉徴収という、あらかじめ予想される税金を納めていく方法で支払いますが、1年間の収入が決まると正式な税金の金額が計算されて、その後多く払っていた場合は返金されます。

国税庁:https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2260.htm

2.住民税

住民税は、前年の所得に対して計算され、翌年の6月から支払います。前年の所得ということになるので、新入社員にはかかりません。2年目の6月から住民税を払うことになります。つまり、初任給から所得税は引かれますが、住民税は引かれません。そのため2年目に昇給したとしても、1年目より手取りが少なくなる場合が多いです。

その他:労働組合費

会社が労働組合と協定を結んでいるときは、労働組合費として、毎月給料から引かれる場合もあります。企業によっては、労働組合費が何に使われているか、ホームページ上などで公表していることもありますが、活動費や広報、積立金として使われているようです。平成20年におこなわれた日本政府の労働組合実態調査によると、労働組合費の相場はおよそ1000円から6000円でした。最も多いのが4,000円~5,000円未満の労働組合費で、全体のうち17,7%を占めました。

初任給の使い道4選

1.自分へのご褒美

頑張って働いて手にした給与。慣れない環境で必死に働いた自分へのご褒美に、欲しかったものを勝ったり旅行に行ったりするのもいいですね。20万円という金額は、高額な時計やブランドバッグも買えたりします。初任給で始めて大金を手にする人もいます。アルバイトで月に8万円程度稼いだことがあっても、20万円は初めてですという声も聞きます。

嬉しさのあまり、全額使い切ってしまったり、想定よりも多く使ってしまって翌月ピンチになることも…。金銭感覚がおかしくなってしまわないようにしてくださいね。くれぐれも使いすぎには気をつけましょう。

2.親孝行

今まで育ててくれたお父さん、お母さんに感謝の気持ちを表したい、という人も多いです。中でも食事に連れて行くが一番多かったです。自分のために必死に働き、身の回りの世話をし、いつも支えてくれたお父さんとお母さんにようやく恩返しをしていきたいと考える人も多いのではないでしょうか。

普段なかなかお礼を言うことはないと思いますが、初任給という機会に「ありがとう」といってみてはいかがでしょうか。照れくさいと思いますが、きっと喜んでくれるでしょう。

3.祖父母へのプレゼント

普段可愛がってくれるおじいちゃん、おばあちゃん。いつもありがとう、これからも長生きしてね、とプレゼントをする人も増えてきているようです。身の回りのあったら便利になるものをプレゼントしたり、一緒に食事をしたりする人が多いです。仕事が始まって、なかなか会う時間が少なくなっても、いつも大好きだよ、と伝えられるのはいいですね。

4.将来のための貯金

何がおこるかわからない将来のために、初任給からこつこつ貯金をしていく!と決めている人も多数。この先、結婚、育児、さらには老後、とお金はどんどんかかっていきます。将来を見据えて、今から無理のない程度に貯金をしていくのも賢明ですね。中には終身保険や定期預金で貯めるという人もいるようです。手元にあると使ってしまう、という人にはいい方法ですが、毎月の支払いを高く設定して、後々厳しくならないように注意しましょう。

まとめ

いくらもらえるかなとドキドキワクワクしたり、緊張したりしながら待ち遠しい人も多いと思います。みなさんの初任給は平均と比べてみてどうでしたか?初任給でそんなに高くなくても、これから勤めていくと上がっていく会社もあります。最初は平均より低くても、初任給だけにとらわれないようにしましょう。初任給はしっかりと計画して、使いすぎて後悔しないようにしてください!

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