新卒社員1・2年目におススメのブラッシュアップ研修

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学生から社会人となり、立場の違いを経験しながら、新卒採用で入社した新入社員は徐々に成長を遂げていきます。その過程において新卒1~2年目のスタッフを対象に、「ブラッシュアップ研修」を行う企業も多く見られます。

これまで過ごしてきた時間を振り返りつつも現状を見つめ直し、自身の取り組むべき課題を明確にする目的で実施することが多い「ブラッシュアップ研修」についてまとめました。

ブラッシュアップ研修とは

ブラッシュアップ研修とは、現状を見つめ直し、立場ごとの会社の一員としての役割や責任を再確認させる研修です。フォローアップ研修と呼ぶ会社もあります。

中小企業でも新卒社員に対してビジネスマナーを学ばせる新卒研修を実施している会社は多いと思いますが、その後は現場任せにしていることも多いはず。しかし、段階的に研修をおこなうことで、効果的かつ効率的な自己成長を促すことができます。

中堅社員または管理職を対象にしたブラッシュアップ研修もありますが、今回は新入社員を対象にしたブラッシュアップ研修について、なぜブラッシュアップ研修をおこなったほうがいいのか、どのような効果が期待できるのか、どのように進行すべきなのかを説明させていただきます。

研修の目的① 自分の社会人経験をしっかり棚卸しさせる

新たなステージへと歩みをすすめた新卒スタッフは、最初の1~2年間でたくさんの刺激を受け、自分の壁と向き合い、挫折や成功の経験を積み上げています。そこで感じたことは、各自の原点や初心となり、自分の財産と言えるものもたくさんあるでしょう。

しかしながら、日々の業務をこなすだけに忙殺されてしまい振り返る機会や余裕がない人も多いのではないでしょうか。だからこそ、研修という機会を会社が準備し、経験していることは良いことも悪いこともしっかりと振り返させてあげるべきだと思います。

ブラッシュアップ研修は誰からも指摘されていないから気づいていない本人の強み・弱み(苦手分野)を明確にして改善する機会を設ける場でもあります。

可能であれば、資料を作成させてプレゼン形式で発表する場を与えると、アウトプットもできるので理想的です。その際は、曖昧にさせてしまうこと、腹を割って話せない状況にならないよう、講師側は注意を払ってください。

研修の目的② アウトプットすることで客観的視点を学ばせる

社会人として、担った業務や自分の身の回りに起こった出来事に対処した経験、それらの事象を自分にとってどのような機会だったと捉えているのか…アウトプットする場をしっかり設け、さらにはそのフィードバックを周囲から受けると、自分の考え方や主観だけではなく、他の視点から見たり考えたりした際の意見を参考にすることができます。

自分がネガティブに捉えていた経験や出来事が、考え方や見方の違いでポジティブに捉えられることもありますし、得られる刺激や学びがもっとあるかもしれません。主観はあくまで個人の価値観に判断を委ねてしまうため、自己を省みる能力に個人差を生じさせてしまうことになります。

まだ社会人経験も浅い状況で、多角的かつ客観的に自分のことを評価でき、どのような改善を図ればいいのかまで自己を導ける人は少ないと思います。だからこそ、複数人でお互いを評価することができる場を作ることが、「ブラッシュアップ研修」では非常に重要なのです。

研修の目的③ 今後のキャリアビジョンを自分で考えさせる

これまでの社会人経験をしっかりと棚卸しさせてアウトプットし、周囲から客観的なフィードバックも受けた上で、比較的短い自分のキャリアビジョンと、そこから先のある程度大きな目標となるキャリアビジョンの両方を考えさせてみましょう。

自分を省みて気付けたことや、周囲から言われて知った自分自身の強みや弱みを知ったうえで考えるビジョンは、感覚的ではなく非常にリアルな内容にまとまるはずです。

なんとなく主観で思い描いていた学生時代や入社当時の自分から、明確な目的を持って社会人人生を歩んでいる現状の自分に、少なからず成長した実感を各自が抱くこともできるでしょう。

まとめ

研修という場に対して、ビジネスマナー研修のように何か新しいことを学んだり、スキルを身に付けたりする場だというイメージの強い方も多いのではないでしょうか。しかし、ブラッシュアップ研修のように、自己を省みたり振り返ったりする機会も重要な研修の機会だといえます。

研修を実施する側のスタッフが発信した情報や内容を、受講生側が受動的に学ぶのではなく、ブラッシュアップ研修では特に、設けたテーマに対して課題を解決するためにグループワークやディベートをするような受講生参加型の能動的なプログラムもたくさん盛り込むことをおススメします。自分で思い出し、考えることでアウトプットする重要性を早い段階から理解するきっかけにもなるからです。

企業に所属する上でのキャリアビジョンを考えさせることは、スタッフの離職防止にも貢献する可能性があります。興味があれば研修会社のプログラムとして用意されているので、ぜひメリットの多いブラッシュアップ研修を有効的に活用してください。

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