大学生に教えるアルバイトとインターンシップの違いと両立問題

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最近ではインターンシップに参加する大学生が増えており、企業も積極的にインターンシップを募集していますが、その特徴やメリット・デメリットを理解しているでしょうか。基本的なアルバイトとインターンシップの違いから学業との両立問題をまとめました。

インターンシップ制度とは

インターンシップとは本来は就業体験を目的にしており、企業が夏休みや冬休み期間を利用し、企業研究や業界研究を目的に1日間から1週間程度の期間で実施するケースが多いです。1dayインターンや体験型インターンとも呼ばれます。

インターンは座学・ワークショップ・グループワーク(ディスカッション)・ビジネス体験が中心になるため基本的に労働にならず無給(無償)になります。一部の企業は遠方から参加する学生に対して交通費や宿泊費を支給する企業もいたり、ビジネスコンテスト形式で優勝賞金を設定する企業もいたりします。

長期インターンシップ(実践型インターンシップ)とは

ベンチャー企業やIT系の企業が中心となって広まっているのが、長期実践型インターンシップです。長期インターンシップとは数カ月程度の期間(または無期)、実際に働いてもらい、時給や日給制で報酬や給与が発生することから有給インターンシップと呼ばれることもあります。

就職活動本番での自己PRにも使えると学生からも評判の長期インターンシップですが、アルバイトとインターンシップの違いはなんでしょうか。今回は長期インターンとアルバイトの違いからメリット・デメリットや注意点についてまとめました。

アルバイトとインターンシップの違い

アルバイトと長期インターンは、何かしら仕事を任され、労働の対価として報酬・給与が発生する点は同じです。長期インターンは一部例外もありますが、週1日〜、1日5時間〜とシフトを決めて出社するところも珍しくありません。

企業側の目的

アルバイトは企業が労働力を補うために募集をします。本来のインターンシップは企業が新卒採用の母集団形成を目的に募集しますが、長期インターンシップの場合、アルバイトと同じく企業が労働力を補うために募集をします。

労働者側(大学生側)の目的

アルバイトはお金を稼ぐことが目的です。インターンシップは自己成長または自分の可能性を広げることが主目的です。就活のネタとして、自己成長や即戦力化をアピールすることができるようになります。また企業によっては内定直結型もあるため、企業に認められればそのまま内定をとることができます。

長期インターンシップの注意点

ブラックインターンが問題視

最近増えてきているのが学生を安い労働力として考えている企業もおり、インターンという手法を悪用している企業もいます。「アルバイトだと時給950円では誰も応募してくれないが、インターンシップだと時給950円でも優秀な学生が自分から応募して頑張ってくれる」として募集している企業もいます。

ブラック企業のインターンでは無給もしくは最低賃金以下で働かせている企業もいるそうです。長期インターンとは名称であり、雇用形態はアルバイトです。仕事をする労働者ですから労働基準法が適用されます。そして、アルバイトと同じく雇用契約書(労働条件通知書)を取り交わす必要があります。それを取り交わさないブラック企業もあるそうです。

ブラック経営者は「教えてやっているんだから、逆に支払ってもらうべき」という思考回路の人もいますので、人生を無駄にしないように注意しましょう。企業によっては甘い言葉で「自己成長」「基礎社会人スキルが身に着く」といった言葉を利用する人もいます。パワハラ・セクハラ含めて違法な行為がある場合は、所轄の労基署に相談することをおススメします。

学業との優先問題

アルバイトは夜間や休日など空いた時間を利用して飲食業で働く人が多ですが、長期インターンは昼間に働く一般オフィス系が多いため、授業に出席できない場合が多いです。長期インターンに励みすぎると留年してしまう可能性もあります。

もちろんアルバイトとはいえ責任を意識することは大事ですが、やりすぎないようにしましょう。

まとめ

大学生を雑用係と考えて特に成長に繋がらない募集もあります。安易に働くのではなく、将来どの分野で働きたいのか、どういった職種で働きたいのかを考えて応募するようにしましょう。

長期実践型インターンは魅力もありますが、労働搾取に繋がる仕事もあるため注意が必要です。面接で仕事内容をしっかり確認するようにしましょう。

スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加