採用アプリの機能・使い方・メリット・デメリット・他社事例まとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

大手企業を中心に採用アプリを利用する企業が増えています。採用アプリとはスマートフォンで就職活動をする人が増えた背景を受けて開発された、採用情報や選考の合否連絡まで一連の採用活動ができるアプリケーションソフトのことです。

すでに、リクナビやマイナビなど求人広告アプリがありますが、近年では企業ごとに採用アプリを配布して採用活動を行っています。今回は採用アプリの機能・メリット・各社の使い方をまとめました。

採用アプリの基本的な機能

・採用情報掲載
・通知機能を活用したタイムリーな情報配信
・会社パンフレットや求人票をデジタル配布
・動画による会社紹介や社員インタビュー
・SNSとの連携による情報提供やブログ配信
・登録者との双方向のコミュニケーション機能
・エントリーの受付・応募者管理
・会社説明会のライブ配信
・アクセス解析

採用アプリのメリット

1)アプリの通知機能によりタイムリーに情報を受け取ってもらえる
2)コミュニケーション機能により親近感を持ってもらえる
3)SNSやアプリを使いこなしている求職者と親和性が高い
4)企業HPやSNS、求人広告などの更新作業を1カ所にまとめられる
5) 社内の動画やパンフレットをアプリに集約できるので企業理解が深まる
6) 学生は自分のスマートフォンでいつでもどこでも簡単に情報を見てもらえる
7)MA(マーケティング・オートメーション)ツールを利用すればグループ分けができ、連絡したい人にだけ連絡することができるので連絡ミスが防げる
8)MAでアクセス解析をすると本気度の高い求職者を選別できる
9)アプリのデザインやコンテンツでブランディングができる
10)通知機能やQRコードでの出欠確認にすることで説明会や選考会の参加率向上が見込める

採用アプリには様々なメリットがありますが、採用アプリの2大メリットは作業工数の軽減と志望度の高い求職者の選別ができることではないでしょうか。一方で、デメリットは「ダウンロードさせなければいけない」ことが挙げられます。

2.他社の活用事例

企業が実際にどのように採用アプリを活用しているのか活用方法別に5つに分けてご紹介します。

活用事例1:採用アプリ+求人広告で採用活動

株式会社GYAOとヨシダ印刷グループでは求人広告や会社のHPにて、採用アプリでエントリーの受付や選考を行っていることを告知します。そして、実際の採用情報やエントリーの受付、合否連絡などを採用アプリのみで行う採用手法を行っています。

また、株式会社ジェーシービー(JCB)では会社セミナーの前に採用アプリをインストールすることを義務づけて、セミナーの出欠をQRコードで管理しています。

活用事例2:採用アプリ限定のコンテンツ配信

採用アプリを就活生にインストールしてもらうために多くの企業で取り入れているのが、採用アプリ限定のコンテンツ配信です。

■サマンサタバサグループ:40ページにわたる「採用BOOK」にて就活スペシャルコンテンツを配信
■株式会社マクロミル:人事ブログを限定公開。社員インタビューや内定式、サークル活動など会社の雰囲気を配信
■三井物産株式会社:「BUSSANJIN」にて会社の雰囲気や社員紹介を配信
■アクセンチュア株式会社:「Other TOPICS」の中でアクセンチュアレポートという学生記者が執筆した人事やリーダー社員の記事を配信
■伊藤忠テクノソリューションズ株式会社:MOVIEで社員インタビューや新規事業を配信
■株式会社ジェーシービー:インストール特典で社員紹介やMOVIEを限定公開

活用事例3:自社製品を体験してもらう

採用アプリで自社の技術やサービスを知ってもらうことを目的としたコンテンツや機能を搭載している企業もあります。

■株式会社GYAO:自社の動画配信サービスを理解してもらうために採用アプリのみでの採用を展開している
■株式会社マクロミル:リサーチ事業で活用しているクラスター分析を用いた「パーソナルタイプ診断」を体験して企業理解と親しみを持ってもらう
■GMO TECH株式会社:BeaconやGPS機能を搭載して自社の技術を体験してもらう
■株式会社リゾーム:Beacon機能を搭載して、自社のオフィスに近づくとウエルカムメッセージが届く仕掛けをして自社の機能を体験してもらう

活用事例4:社風や仕事内容の紹介

採用HPや求人広告では知ることができない社風や仕事内容を、採用アプリ内限定のMOVIEやコンテンツで紹介している企業があります。

■サマンサタバサグループ:CMやCMメイキング映像、社内でのグランピング、インストラクター付ジムなどを紹介
■株式会社マクロミル:「3分でわかるマクロミル」というMOVIEで事業内容を紹介
■SOLIZE Engineering株式会社:ホーム画面の企業紹介MOVIEにて現場で働く社員の様子や、「メンバーが本音で語ります」のコンテンツで入社動悸とやりがいを知ってもらう
■フェンリル株式会社:VRゲームを体験しながら仕事内容を実感してもらう
■一般社団法人 日本自動車連盟(JAF):企業理念に基づいた交通安全支援といった活動内容を紹介

活用事例5:採用ブランディング

■サマンサタバサグループ:白とピンクを基調とした「カワイイ」デザインとInstagram風の採用担当ブログで採用ブランディングを行っている

このように、採用アプリの特徴を活かした活用を各社がおこなっています。特にデジタルBOOKやMOVIEでの紹介は、上手く活用するとコスト削減に繋がるうえ、本命ではない求職者を自社へ振り向かせるきっかけになります。自社の採用課題を採用アプリの導入で克服できるのであれば、採用アプリの導入を検討してみましょう。

まとめ

採用アプリは、企業の知名度がないとアプリストアで見つけにくいというリスクがあります。また、本命企業でないとスマホにアプリが多くなりすぎて、アプリにアクセスしてもらえなくなってしまうことも考えられるため、定期的に更新しなければならなりません。これらのことを踏まえたうえで、採用アプリを導入することがメリットなのかデメリットなのかを検討してみましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加