経団連「採用選考に関する指針」は守る意味がない理由

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ついに2018年卒の新卒採用が始まりました。例年と同じく短期決戦となっています。今年はリクナビ対マイナビの対決においてリクナビが掲載企業数を大きく上回っているのが3月1日の見どころでした。またオンライン説明会など動画での試みも一部始まっており、地方学生にとっては助かる試みも増えています。紳士協定とオンライン説明会について自分の意見をまとめました。

引用:https://job.mynavi.jp/2018/

採用選考に関する指針

17年卒と同様に、経団連が会員企業に求める指針で選考解禁は「4年生の6月」となったが、紳士協定に過ぎない。リクルートキャリアの調べでは、解禁前に選考活動を始めると回答した企業は73.1%、内々定や内定を出すと答えた企業は49.5%に上っている。人手不足を背景に学生の「売り手市場」が続いており、実質的な選考活動の前倒しが進むとみられる。

引用:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170301-00000028-mai-soci

この記事を見て採用選考に関する指針は意味がないと思いました。紳士協定であるため罰則はありません。企業としても守る価値があるのでしょうか。一部で茶番と言われています。律儀に守ると損をするのが現在の指針であり、デメリットしか存在しません。

もしも私が中小企業の新卒採用責任者であればインターン生から内定を出し、6月解禁を待たずして面接を始めると思います。予行練習として本命以外も受けようとする学生も多いです。お試しエントリーでレベルの高い就活生もくるので、大手より早く始めるのがポイントですね。「本命の前に内定は保持しておきたい」が就活生の本音だと思います。滑り止め的な意味合いでもいいから優秀な学生に内定を出し、あとは本命の結果次第という方法もアリだと思います。

オンライン説明会について

一般的なシステムとして説明会にエントリーしないと本選考に参加できません。そのため説明会にするわけですが、人気企業は説明会に殺到しすぎてまったく説明会に参加できない企業もあります。企業としても多くの学生に選考に進んでほしいとは思いますが工数や費用面での負担も大きいです。

人気企業は1万人は余裕で超えるエントリーが集まります。1回に200名参加できる説明会を75回開催しても15000人が限界です。説明会75回は毎日1日2回おこなうとしても37日間必要ですね。1日1回なら75日間。説明会だけで2か月半かかる計算です。

費用面の負担も大きいです。大手企業でも自社で200名を超える会議室を持っていないため基本的にはホテルの大会議室を借りる企業が多いと思います。例えば1会場2時間50万円だとして、50万円×75回=3750万円かかります。新卒採用に1億円かかるのも理解できます。

オンライン説明会は学生と企業両方にとってメリットがあります。地方学生にとっては説明会だけで東京にくるのは交通費の負担が大きすぎて、企業にとっては会場費の節約になります。私が学生だったら東京に住んでいてもオンライン説明会に参加すると思います。企業研究ができているなら説明会はあまり意味がないですし、交通費や移動時間も節約できます。A社の説明会を聞きながらB社のエントリーシートも書けますね(笑)

ただ多くの企業は説明会兼一次選考も多いため、オンライン説明会を導入しづらい企業も多いと思います。はたしてどうなるのか今後に注目していきたいと思います。

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