就職活動の悪い志望動機と良い志望動機の例

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多くの就活生を面接していて思うことがあります。それは就活生が「自分と志望企業との相性」を知らなすぎるということです。自分自身のアピールポイントの準備ばかりしていて熱意を間違って伝えてしまわないように注意してほしい志望動機の例文とポイントをまとめました。

就活は学生と企業との結婚である

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私は「就活は学生と企業との結婚である」と考えています。片想いでは結婚はできません。どれだけ自分自身の事を理解していたとしても、どれほど相手のことを愛していたとしても、それだけでは片想いにすぎません。

相手からも理解され愛されることで、初めて両想いとなり結婚ができるのです。就職でも同じことが言えます。就活生と企業を両想いの関係に持っていくためにも「私が志望企業に入社することによって、私と企業の両方にメリットがある」というシナリオ作成が必要なのです。

悪い志望動機

それではどんな志望動機が良いのでしょうか?まずは良い志望動機ではなく、悪い志望動機の例文をご紹介したいと思います。もしも作成した志望動機の中で、当てはまるものが一つでもあったら要注意です。

・御社に入ったら勉強させてもらえそう
・御社に入ったらスキルアップできそう
・御社に入ったらキャリアアップできそう
・御社に入ったら起業できそう

こういった志望動機を話す学生は非常に多いです。よく陥りがちなのが「起業という言葉のインパクトがあってウケが良さそう」「志望動機が思い浮かばないから企業の良い点を話した」「企業分析の結果、研修制度が充実していたから」と考えてしまうことです。

嫌われる理由

しかし、一般的にこれからの志望動機は面接官から嫌われる傾向にあります。もちろん「当社に入社して起業してもらいたい」という企業もありますが、多くの企業では上記の志望理由を嫌うケースが多いです。

なぜ嫌われるかというと、これらはWin-Lose(ウィン-ローズ)な志望動機だからです。つまり、就活生の自己中心的な志望動機だからです。だってそうですよね。上記の志望動機は企業にはまったくメリットがありません。面接官はこのような志望動機を聞くと、「あなたはスキルだけ学んだら、退職(転職)してしまうんですね」と受け止めてしまいます。そして次にこう考えます。

「よくわかりました。あなたは自己中心的な人で、相手に対する思いやりのない人なんですね。確かにあなたは能力があるでしょう。しかし、私はあなたを採用したくありません。あなたより能力は低いかもしれませんが、うちの会社のことをもっと考えてくれ、うちの会社でずっと働きたい学生を採用します」

良い志望動機

「愛社精神よりもスキルが高いほうが会社にとっていいのでは?」と思われるかもしれませんが、入社して3年後、スキルが身に付いた時点で「これまでは先行投資の期間だったけど、これからは活躍してもらおう」と考えているときに転職してしまったら、企業として大きな損失になります。一番やってほしくない行為といえます。

しかし、これらの志望動機がまったくNGだと言っているのではありません。例えば「キャリアップして御社に貢献したいです」「〇〇を学びたくて志望しました。学んだあとは研究者として貢献したい」「私は起業した後も御社に貢献したいです」と伝えるのであれば問題ありません。これならばWin-Win(ウィン-ウィン)の関係が成り立ちます。学生と企業がWin-Winであることを伝えられることができればOKです。

まとめ

補足するとWin-Loseな志望動機を面接官に話したら、必ず落ちるというのではありません。面接官だって、多くの学生を若さゆえに自分と企業のWin-Winな関係をまだ考えられないことくらい理解しています。しかし、そんな学生が多い中で、Win-Winな関係とはなにかをしっかり理解して、それを発言できる人は素晴らしいと思いませんか?これから志望動機を考える人は個人と企業の関係について考えてほしいと思います。

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