成功報酬型求人広告ジョブセンスのメリット・デメリット

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ジョブセンス(運営:株式会社リブセンス)が業界に大きなトレンドを作った成功報酬型(採用課金型)の求人広告モデル。採用されてはじめてお金を払うというビジネスモデルで、無駄なコストがかからず、一気に求人数、掲載企業数を伸ばしました。運営会社の株式会社リブセンスは2011年に上場し、2012年には東証1部にまで成長するに至りました。

ただ、ジョブセンスもGoogleのアルゴリズムの変更によるSEO対策の失敗もあり、最近は集客に苦戦。その結果、掲載企業数や応募数を集めるための人件費や販促費が大きくなり、成果報酬で支払う料金体系を過去と比較して2倍以上の料金設定に変更しました。

初期の料金体系の12,000円/1名。上場前後は⇒30,000円/1名。現在は最高で95000円/1名。大量に人材を獲得する必要がある飲食店などのサービス業では、バイトルやタウンワークのような掲載課金型の求人広告よりもコストが高くなるという企業も増えてきています。

そこでよく議論になるのがジョブセンスのような「成功報酬型の求人広告」とバイトルやタウンワークのような「掲載課金型の求人広告」ではどちらが得なのかということです。もちろん費用は重要ですが、採用担当者の目線では「本当に採用目標を達成できるのか?」という効果の視点も重要になります。メリット・デメリットを比較してどちらが得かを考えていきます。

無料という最大のメリット

ジョブセンスやジョブセンスリンクを代表とする成功報酬型(採用課金型)の求人広告の場合、求人情報を掲載して応募が入り、採用されて初めて運営企業側にお金が入ります。掲載期間の制限はありませんので365日募集することが可能で、かつ採用が発生しない限りは何件応募があっても無料なのがメリットです。

営業体制やサポート体制がない

ジョブセンスのような成功報酬型(採用課金型)の場合は営業体制や運営体制が整備されていません。営業やサポート等の人件費を削減している場合が多く、自社の営業担当がつきません。基本的にインターネット上にQ&Aページがあるだけで、問い合わせ先がないサイトもあります。

即効性がないのはデメリット

バイトルやタウンワークのような掲載課金型モデルと違って、掲載期間内に結果を出さないと効果が悪い求人サイトと判断されてしまい、リピートがとれないというプレッシャーはありません。一方でバイトルのように応募数を集められないから成功報酬型(採用課金型)にしているという側面もあります。

募集条件面が厳しい場合は半年間や1年間応募ゼロ件も普通にあります。即効性はあまり期待できず、最大のデメリットと言えます。無料とはいえ掲載する以上は最低ラインの応募数は欲しいところですが、いつまでに応募がくるのか全くわからないのが最大のデメリットです。

掲載課金型の求人広告は応募数を重視

逆にバイトルやタウンワークを代表とする掲載課金型の求人広告の場合ですが、こちらは一定期間、掲載されることに対して対価(料金)を支払うことになります。求人メディア側は受注、掲載の時点でお金が入るので成果がでないこともあるわけですが、効果が全く無いとリピートが発生しませんので必死になります。

そのため、掲載課金型の多くのメディアでは、採用についてはクライアント(募集条件)次第というスタンスをとっていますが、応募に関しては、できるだけ応募数が増えるように努力と工夫を重ねています。バイトルやタウンワークのようにタレントを利用して、テレビCMで積極的に認知度を上げたり、サイト内でも地域や職種ごとの類似案件をPRしてみたりサイト設計にこだわっています。

継続して発注をもらうために、メディアとしてコミットできる「応募数の確保」を、掲載期間中に作ることを重視しています。短期的に応募が欲しい場合はフロムエーやan(アン)のような従来の掲載課金型メディアのほうが良いと言えます。

採用データや募集条件の理解が大切

メリット・デメリットを比較して考えると、結局は採用計画、企業力、募集条件次第ということが言えます。そのため採用担当が求人広告に関する発注額、総応募数、費用対効果、応募から採用への転換率、面接率、採用率、等の多くの指標を理解する必要があります。

オープニングやイベント募集など、短い期間で応募をたくさん集めたい場合や、比較的応募が集まりやすい案件の場合はバイトルやマイナビバイトのような掲載課金型の求人メディアが、低価格で応募数を集めやすいので、利用したほうがいいでしょう。

逆にエンジニアなどIT系職種や介護系職種など採用難易度が高い場合は成功報酬型の求人メディアが費用対効果では優れる場合が多くなります。応募数というのは職種、地域、給与、プランで反響がある程度わかりますので、採用担当者も自社の募集案件でどの程度応募が集まるのか理解することが大切です。

両方利用する方法もある

ただ、採用難易度が高い場合であっても、短期間で結果を出さなければならないような場合は、成功報酬型の求人メディアに加えて、掲載課金型の求人メディアもプラスして利用するのがおススメです。成功報酬型の弱点は、採用達成までの期間が計算しにくい点です。両方を利用すれば採用成功の確率が上がります。

両方利用する場合のデメリットは、採用担当者が複数のメディアを管理しなければならず負担が大きいことです。採用計画にあわせて、どちらがお得かを考えて的確に使い分けて採用に利用してくださいね!

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